一般入試で大学に行きたい
最後は一般入試で大学に進学することを希望している場合です。大学の課している試験に合わせた対策を普段の勉強と並行して行いましょう。
受験科目と試験方式を確認する
一般的な私立大学であれば3科目、難関国公立であればセンター試験で5教科7科目など、大学によって必要な受験科目は大幅に異なります。現在は入試方法が大幅に増えているので、複数の試験方式を選べる大学も少なくありません。
志望校に合わせて受験科目を決めるのか、子供の学力に合わせて受験科目から大学を決めるのか。ここがまず1つ目に大切なポイントです。
志望校のレベルに合わせて学習目標を立てる
大学ごとに入試問題が異なるのが大学入試での大きなポイントです。つまり、志望校に合わせたテスト対策というものが必要になります。
過去問を解き始めるのは3年生になってからで十分ですが、どのような出題傾向があるのか、重点的に勉強しておいた方がいい部分はどこかというのは早めに情報収集しておきましょう。
3年生くらいになったら、徐々に志望校の難易度別の学習をしていくようにしましょう。志望校に合わせた参考書や問題集が販売されているので、そういったレベル別のものを使うのがおすすめです。
参考
まずはセンター試験・共通テスト対策を
学力がこれから伸びることにも期待したいし、まだ志望校を決めるところまでは……という場合は、まずはセンター試験・大学入学共通テスト対策から始めるといいでしょう。私立・国公立が共通して利用する試験であるというのがまず1つ目の理由です。
2つ目として、問題数が多いことが挙げられます。時間配分を考えてテンポよく問題を解いていく必要がある試験なので、試験での瞬発力・集中力トレーニングに向いています。
まとめ
まずは勉強をしてくれないと、その先のことはとてもではないけれども想像できない……という親御さんもいらっしゃることと思います。ただ、最初にも書いたように、目標の見えない勉強というのは辛いものです。子供が現実感を持てる程度の目標を作りつつ、少しずつ勉強を進めていけるようにサポートしてあげてください。
参考
勉強時間ゼロから勉強習慣をつける4つの方法|高校生3分ニュース|進研ゼミ高校講座
【高校生の勉強のキホン】勉強する習慣を身につけるには?ルーティーンを決めよう|高校生新聞オンライン
【新入試Navi】センター試験廃止で変わる!大学入試|河合塾