【小論文対策】実力をつけるための練習方法と差をつける3つのコツ! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

差をつけるための3つのコツ

5つのステップで基礎をしっかりと身につけたら、これから紹介する差をつけるための3つのコツを実践してみましょう。小論文を書く力が、ワンランクぐっと上がります。

要約する練習をする

要約というのは、文章の要点を簡潔にまとめることです。小論文を書くときには、長い文章を短い時間で読み、内容を正確に捉えなければならない場合が多くあります。また、「要約しなさい」と問題として出題されることもあるので、要約する練習はとても大切なことです。

要約の練習をするときは、「その文章の核を見極める」「段落ごとの重要なキーワードや文章を見つけ出す」「筆者の意見や主張を見極める」「課題の論理展開に沿った内容にまとめる」ということが重要なポイントです。

まずは全体に目を通し、文章全体の核となる場所と、段落ごとのキーワードや大切な文章を見つけ出しておきましょう。その後に筆者はどんな意見を持っていて、どんな主張をしているのかを確認し、自分の意見を沿えながら小論文を完成させていきましょう。

参考

WIE小論文公開講座-第1回:ともかく書いてみよう-|WIE西早稲田教育研究所

自分の考えを持つようにする

小論文では、自分の意見をいかにうまく読み手に伝えられるかということが大切です。普段から何事に対しても自分の考えを持っていなかったり、なんとなくしか考えていない場合、いきなり「自分の考えを書きなさい」と言われても書き進めることはできません。何に対しても自分の考えを持ち、それを他の人へ伝えられる術が身についていないと、小論文は欠けません。

ですから、自分の考えを常に持ち、伝えられるようにするために、普段から新聞やニュースを見て、少しずつその事柄について考えるようにしておきましょう。例えば新しくできた法律に「賛成」なのか「反対」なのか、「賛成」ならばそれはなぜかなど、段階を追えば難しく考える必要もありません。

根拠を持つようにする

小論文は短い論文のことで、理論に基づいた自分の意見や主張を論理的に述べるものであり、説得力のある文章になっていないといけません。根拠のないことや、理論に基づいたものを書いていては小論文として認められません。

小論文を書くときには、「このような根拠があるから、自分はこんな意見なんだ」と表現することが大前提です。どのような意見を書くにしろ、いつでも考えずともその根拠や理由も併せて述べるようにしておくと、小論文もスラスラと書けるようになります。

まとめ

まずはしっかりと小論文の基礎を学び、書き方をマスターしてください。小論文は他人に読んでもらうものですので、特に添削してもらうことはとても重要です。自分が書いた小論文にいろんなアドバイスをしてくれる人を見つけ出し、どんどん意見をもらいましょう。練習していくうちに、どんどん力も伸びるはずです。

参考

第50回 産経「高校生文化大賞」作品[作文、論文]大募集 | 産経Square 

【小論文お悩み相談室】小論文の力を短期間でアップさせる「たった1つの冴えたやり方」|添削屋日乗

近年の小論文テーマ一覧(大学)|さんぽう進学ネット

小論文をラクラク書けるようになる勉強法|創賢塾

小論文の練習のコツ 対策の本でおすすめ・新書や新聞の効果は?|リケジョ、主婦になる

この記事をかいた人

katsu

オランダの小学校で教員になるために、オランダに移住した元小学校教員。「ひとりひとり違った形や色があって、それがいい」と考え、イエナプランを取り入れた学級づくりや授業づくりに取り組む。ファーストキャリアは旅行会社!「教育」と「旅」をライフワークに、フリーライターとして活動中。Twitterで毎日オランダの教育ニュースを発信中!
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