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高校受験や大学受験において、小論文が必要となるケースがあります。一方、作文は書いたことがあっても小論文は初めて書くという子供も多く、なかには原稿用紙の書き方さえ分からないという子供もいるでしょう。今回は、特に学校生活で使用する頻度が低い横書き原稿用紙のルールと、小論文を書くときに最低限気をつけたいポイントをご紹介します。
もくじ
横書き原稿用紙のルール!気をつけたい5つの注意点
横書き原稿用紙を初めて使うという人のために、まずは原稿用紙の基本的なルールをご紹介します。せっかく良い内容の小論文が書けても、正しい原稿用紙の使い方を把握していなければ、減点される可能性があります。まずは、ここで紹介するルールを最低限覚えるようにしましょう。
原則、1マス1文字
当然のことですが、原則1マスには1文字を記載します。ただし、この後にご紹介する英数字や句読点、括弧などは例外となるケースがあるため注意が必要です。
書き始めは1マスあける
原稿用紙に本文を書き始めるときは、行頭を1マスあけましょう。これは、段落が変わるときも同様で、段落の始めから1マスあけて書き始めるようにします。
行頭、行末に入れてはいけない文字がある
文章の行頭や行末に使用してはいけない文字があります。ここでは正しいルールをみていきましょう。
行頭のルール
以下の文字は、行頭には使用できません。
- 句読点
- 閉じ括弧 例:)」』など
このような文字が行頭にくる場合は、前の行の最後のマスに入れるようにしましょう。これは冒頭に説明した「1マス1文字」の例外で、このような場合には1マスに2文字記載することになります。
また、そのほかに疑問符(?)や感嘆符(!)も行頭に記載してはいけません。ただし、そもそもこれらは論理的な文章には相応しくないため、小論文では使用しない方が無難でしょう。
行末のルール
行末に起こしの括弧類、つまり、” (”や” 「 “がきてしまう場合は、行末に起こしの括弧類と次の行の1マス目の文字を一緒に記載するようにしましょう。こちらも「1マス1文字」の例外となるため、間違えないように覚えておきましょう。
横書き原稿用紙は算用数字を使ってもよい
縦書きの原稿用紙の場合、原則として漢数字を使わなければなりません。一方で、横書き原稿用紙の場合は算用数字を使うことができます。算用数字を使う場合は1マスに2文字を記載するルールになっています。
例えば、「20」と記載する場合は「2」と「0」を違うマスに書くのではなく、1マスにおさめることになります。「2019年」と記載する場合であれば、「20」で1マス、「19」で1マス、「年」で1マスといった具合です。
それでは、3桁の場合はどうでしょうか。例えば、300円と記載するケースを考えてみましょう。この場合は「30」で1マス、「0」で1マス、「円」で1マスとなります。
英語の大文字は1文字1マス、小文字は2文字1マス
英語では算用数字よりも少し複雑なルールがあります。英字の場合、大文字であれば1文字1マス、小文字であれば2文字1マスで記載する必要があります。
例えば、「Mother」であれば、「M」で1マス、「ot」で1マス、「he」で1マス、「r」で1マスと記載することになります。