アクチュアリーの仕事のやりがい・魅力
アクチュアリーの仕事のやりがいや魅力について、実際にアクチュアリー職についている方の意見をまとめてみました。
アクチュアリーは、生命保険に関する課題に対して数理的手法を駆使して解決していくのがミッションであり、それがこの仕事の魅力。しかし、答えがないなかで、自ら考えて結論を導くことは、決して容易ではありません。そうしたなか、学問として学んだ数学を活かして最適解を見出していくことに、大きなやりがいを感じています。
(引用元:理系の働き方|第一生命)
生命保険会社では、人の生死や健康状態を扱っています。その生命保険という仕組みを支えるうえで、アクチュアリーには大きな責任が求められます。また、将来分析などの資料は、会社の経営判断にも用いられる重要なものです。アクチュアリーに期待される役割は大きく、そのことが、仕事のやりがいにもつながると感じています。
(引用元:アクチュアリーという仕事の魅力|日本アクチュアリー会)
未来の見えないリスクを、数学的に見えるようにすることで保険商品が提供できるようになる。学んできた数学が世の中に役立っていることを実感できる仕事です。
(引用元:理系×保険“アクチュアリーという働き方”|三井住友海上)
アクチュアリーとして働く上では、数学を活かせることに魅力を感じている方が多いです。数学は社会を支える重要な学問だと、アクチュアリー業の人は実感しているようです。また、難しい課題を解決していくことや、責任が大きいということも、やりがいにつながっているようです。
アクチュアリ ーに向いている人・適性
アクチュアリーは数々のデータや数字に向き合う機会の多い仕事です。
数字に強い
アクチュアリーは日々数字と向き合いますので、数字や数式を見て頭が痛くなるようなタイプには向いていません。統計学や確率論といった数学理論を駆使して仕事をするため、数字に強く数学が好きだという方に向いています。
勤勉家・努力家
アクチュアリーはもともとある知識に加え、時代や環境の変化に応じて新しい知識を取り入れなければいけません。数学の勉強だけでなく、取り扱う商品や企業、他社の情報も、アクチュアリーにとっては必要な知識です。
例えば生命保険会社で新商品開発を担当しているのであれば、競合他社の商品がどのような内容で、費用はいくらなのかを確かめます。他社商品を全く知らない状態では、競争力のある良い商品を生み出すことができません。
数学以外の業務に関連する情報も前向きに勉強できる方が、アクチュアリー向きだといえるでしょう。