CA(キャビンアテンダント)になるには?年収や条件、ルートを紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


Warning: Undefined variable $beforeIndex in /home/sekaisha/cocoiro.me/public_html/wp-content/themes/cocoirocareer/functions.php on line 1003

航空業界で人気の職業、CA(キャビンアテンダント)になるにはどうしたらいいのでしょうか。CAになるための条件や年収、CAになるためのルートをご紹介します。

CA(キャビンアテンダント)になるには?

CAは「キャビンアテンダント」(客室乗務員)のことです。航空機の中で、きめ細やかなサービスを提供し、乗客の安全を守るのが役割。CAに資格は必要ありませんが、航空会社に就職する必要があります。

日系航空会社と外資系航空会社

CAを募集している企業には、日系航空会社、外資系航空会社、格安航空会社(LCC)、国内線を中心とした独立系航空会社があります。人気があるのは、就航路線の多い日系航空会社と外資系航空会社です。

日系の航空会社は、日本国内に25社あります。このうち現在もCAを募集している航空会社は24社。CAを目指す人に人気があるのは、全日本航空(ANA)と日本航空(JAL)の大手2社。

JALのグループ傘下には、ジェットスター・ジャパン、北海道エアシステム、ジェイエア、日本エアコミューター、琉球エアコミューター、日本トランスオーシャン航空の6社があります。ANAグループ傘下には、ANAウィングス、バニラエア、ピーチ・アビエーション、エアージャパンの4社があります。

参考
第Ⅳ章 航空会社 ‐(9)日本のエアラインp53

その他に国内線を中心とした独立系航空会社として、スカイマークやソラシドエア、フジドリームエアラインズ、天草エアラインズなど国内に12社があります。

2012年から参入が始まった格安航空会社も日本国内で増えてきています。ジェットスター・ジャパン、バニラエア、ピーチ・アビエーション、エアアジア・ジャパン、春秋航空の5社が格安航空会社として現在運行中。国内線を中心に国際線にも就航しており、エリアも拡大してきています。さらに、世界に1400社以上の航空会社が存在します。

アメリカのデルタ航空では2017年度、客室乗務員1,000人募集に12万5,000人以上の応募が殺到しました。倍率は120倍。航空会社によっては、日系航空会社よりも倍率が高くなることもあるようです。

参考

LCC の事業展開の促進 図2.1-12 我が国LCC事業者の概要p21

第Ⅳ章 航空会社 -世界のエアライン数p3

米デルタ航空、客室乗務員千人募集 競争率120倍強

契約社員雇用が多い

昔は、花形職業とも言われたCAですが、日本国内の航空会社では、1996年ごろから契約社員雇用が一般的になってきました。

格安航空会社の参入の流れを受けて人材確保を目的に、2014年にはANAが、2016年からはJALが、契約社員だったCAの正社員への任用替えを実施。JALでは、現在も「経験キャリア採用」として契約社員を募集しています。

独立系航空会社のCAは、正規雇用もありますが契約社員雇用が多く、正社員は総合職のみという会社もあります。

外資系航空会社で働く場合は、外国人雇用枠に入るため、就労ビザ有効期限のうち、数年間の契約雇用となります。

契約更新できる航空会社もありますが、できない会社もあるので外資系航空会社を転々とするCAもいるようです。

日系航空会社なら正社員雇用の可能性もありますが、外資系航空会社を目指す場合は、契約社員雇用を念頭に置いて就職活動をする必要があります。

参考
外資系CAを目指す前に知っておきたい!外資系エアラインの労働条件から考えるCAとしての働き方|CA-Style

なぜ全日空は客室乗務員を正社員化したのか|プレジデントオンライン

JAL、CAを契約社員から正社員化 – 2016年採用の新卒も対象|マイナビニュース