日本体育大学の著名な卒業生・出身者8名!基本情報と進路先も! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

日本体育大学出身のメダリスト

日本体育大学、著名な卒業生

日本体育大学は、体操選手以外にも、オリンピックで活躍したメダリストを数多く輩出しています。ここでは、水泳、マラソン、アーチェリー、柔道から国民的なアスリート4人をご紹介します。

北島康介さん

「チョー気持ちいい」が流行語大賞に選ばれた水泳界のレジェンド、北島康介さんは、日本体育大学を卒業しています。

高校生の時にシドニーオリンピックに出場し平泳ぎで4位入賞。2004年アテネ、2008年北京オリンピックで100m、200mの平泳ぎで金メダルを獲得しました。2008年の100m平泳ぎの金メダル獲得直後のインタビューで「何も言えねぇ」というコメントをしており、こちらも流行語大賞にノミネートされました。

2012年のロンドンオリンピックでは、メドレーリレーで銀メダル。3大会でメダルを獲得しました。2016年に現役を引退し、現在は東京都水泳協会の理事を務めています。

有森裕子さん

2度オリンピックに出場し、銀、銅の2メダルを獲得したマラソンの有森裕子さんは、日本体育大学を卒業しています。卒業後は、リクルートの陸上部に選手兼マネージャーとして所属。その後、大阪国際女子マラソンで日本女子マラソン記録を更新しました。1992年バルセロナオリンピックでは銀メダル、1996年のアトランタオリンピックでは銅メダルをそれぞれ獲得しました。

アトランタオリンピックのゴール後のインタビューで語った「自分で自分を褒めたい」という言葉は、その年の流行語大賞に選ばれています。2007年の東京マラソンを最後に現役を引退。現在は、国際オリンピック委員会など多くのスポーツ組織に関わっています。

山本博さん

日本アーチェリー界のパイオニアともいえる山本博さんは、日本体育大学を卒業しています。

在学中に、インカレ個人で4連覇。大学3年生でロサンゼルスオリンピックに出場し、銅メダルを獲得しました。

大学卒業後は、日本体育大学の体育学部助手として活躍。その後、大宮開成高校に体育教諭として着任し、アーチェリー部の顧問になり指導者としても結果を出しました。その間、ソウル、バルセロナ、アトランタオリンピックに続けて出場。2004年のアテネオリンピックでは銀メダルを獲得しました。20年間かけて、2つのメダルを獲得した人物として有名です。現在は、日本体育大学教授として活躍しています。

谷亮子さん

「ヤワラちゃん」の愛称で知られる柔道家の谷亮子さんは、帝京大学卒業後、日本体育大学大学院博士課程を修了しています。

1992年のバルセロナオリンピックに初出場し、銀メダルを獲得。その翌年ハミルトンで行われた世界選手権大会で初めての金メダルを獲得しました。当時の年齢は18歳1ヶ月でした。

1996年のアトランタオリンピックでは銀メダル、2000年のシドニーオリンピックで金メダルをそれぞれ獲得、2004年のアテネでも金メダルを獲得。世界選手権では2003年まで6連覇を達成しました。

出産後も、世界選手権大会で金メダル、北京オリンピックで銅メダルを獲得し、オリンピック5大会で金2個、銀2個、銅1個のメダルを獲得しました。また、世界選手権大会では7個の金メダルを獲得しており、紫綬褒章を3度受章しています。