日本体育大学の著名な卒業生・出身者8名!基本情報と進路先も! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

日本体育大学は、日本体育会体操練習所として1893年に設立された、歴史と伝統のある私立大学です。スポーツの得意な学生が集まり、現在でも多くのプロスポーツ選手、オリンピックのメダリストを輩出しています。

今回の記事では、オリンピックでも活躍している4人の体操選手と、さまざまなスポーツのメダリストを4人ご紹介します。

日本体育大学出身の体操選手

日本体育大学の体操競技部出身者の中には、オリンピックや世界選手権で活躍している選手が数多くいます。歴代の著名な体操選手をご紹介します。

内村航平さん

オリンピック3大会で7個のメダル、世界選手権で個人総合6連覇を含む21個のメダルを獲得している内村航平選手は、日本体育大学体操競技部出身です。

父も母も体操選手で、3歳のときに体操を始めました。大学在学中の2008年に北京オリンピックに出場し、個人総合銀メダル、団体総合銀メダルを獲得。2009年のロンドン世界選手権から2015年のグラスゴー世界選手権まで6大会連続で個人総合を制覇しました。

卒業後は、コナミスポーツクラブに入社。2012年のロンドンオリンピック、2016年のリオデジャネイロオリンピックと、個人総合で2連覇を達成しています。どの種目でも高いレベルで演技をするオールラウンダーで、2020年の東京オリンピックに向けて現役で活躍しています。

田中理恵さん

3兄弟そろってオリンピック出場を果たした体操一家の生まれた田中理恵さんも日本体育大学を卒業しています。

大学卒業後は、大学院に進学し、世界選手権の代表に。団体女子の5位入賞に貢献しました。また、「ロンジン・エレガンス賞」を日本女子で初めて受賞しています。2012年の全日本選手権で個人総合優勝を果たしロンドンオリンピックに出場。ロンドンオリンピックでは、団体で2大会連続の決勝進出に貢献しました。

2013年に現役を引退してからは、日本体育大学で助教を務め、テレビやスポーツニュースに出演。2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の理事を務めています。

池谷幸雄さん

ソウル、バルセロナオリンピックのメダリストで、テレビでも活躍している池谷幸雄さんは、日本体育大学出身。高校生の時にソウルオリンピックに出場し、団体3位、個人総合8位、ゆか3位という成績を残しています。大学在学中に出場したバルセロナオリンピックでは、団体3位、ゆか2位でメダルを獲得しました。

その後、テレビ番組「マジカル頭脳パワー‼」や「ポンキッキーズ」などに出演し、タレントとしても活躍。そのかたわら体操教室を設立し、後進の育成に努めています。また、日本体操協会理事を務めています。

塚原光男さん

オリンピック3大会でメダルを獲得した塚原光男さんは、大学在学中のメキシコオリンピックに出場し、団体総合優勝に貢献しました。大学卒業後は、河合楽器に入社し、ミュンヘン、モントリオールと五輪に3大会連続で出場しています。

跳馬で「ツカハラ跳び」、鉄棒で「ムーンサルト」を開発した人物としても有名。また、2004年のアテネオリンピックで長男の塚原直也さんが団体総合で金メダルを獲得しており、親子そろって金メダリストになる快挙を成し遂げました。