洗足学園音楽大学出身の著名人8名
洗足学園音楽大学の卒業生には、歌手やミュージカル女優、作曲家など「音楽」に関わる業界で活躍されている方が多数います。著名人にスポットを当てると、女性の活躍が目立つことが分かります。ご紹介する8名のうち、7名は女性です。それではご紹介します。
平原綾香さん
デビュー曲「Jupiter」が100万枚以上のセールスを記録した歌手の平原綾香さんは、洗足学園音楽大学ジャズコースサクソフォーン科を卒業しています。
大学入学前から芸能界で注目されており、大学入学後は「Jupiter」でデビューを果たしました。翌年には、日本有線大賞新人賞、日本レコード大賞優秀新人賞を受賞し、紅白歌合戦にも出演するなど輝きを放ちました。
その後も、大学に在学しながらライブコンサートを行うなど、歌手として精力的に活動。フジテレビのドラマ「優しい時間」の主題歌や映画「四日目の奇蹟」の主題歌、トリノオリンピックのテーマソングなどを担当。また、2004年から2011年まで8年連続で紅白歌合戦に出場しており、名実ともに日本を代表する実力派歌手の1人に上り詰めました。
2019年になってからも、5年ぶりのミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」に出演したり、映画「メリー・ポピンズリターンズ」の吹き替え声優とエンディングテーマを担当したりと、精力的に活動しています。今年は15度目の全国ツアーを敢行するなど、さらなる飛躍が期待される歌手です。
紗理（サリ）さん
ジャズシンガーとして活躍する紗理さんは、洗足学園音楽大学ジャズコースヴォーカル科を卒業しています。
高校生のころまでは、ミュージカル女優を目指していたそうですが、アメリカ合衆国で大統領勲章も授与されているエラ・フィッツジェラルドさんの歌声を聴き、ジャズヴォーカリストになることを決意し、洗足学園音楽大学に入学しました。同大学を首席で卒業した後は、ボストンBerklee College of musicに2年間留学し、ニューヨークでライブ活動を行います。
帰国後は、ジャズシンガーとして活動するかたわら、ラジオのパーソナリティや日本語吹き替えの歌を担当するなど幅広い活躍をしています。
杉ありささん
大人気音楽グループEXILEのUSAさんのパートナーとしても知られる女優の杉ありささんは、洗足学園音楽大学ミュージカルコースを卒業しました。
大学在学中に、オーディションでファイナリストとなり芸能界入り。2009年には、フジテレビの深夜番組「キャンパスナイトフジ」のレギュラーを務めました。その後、テレビドラマやバラエティー番組、ラジオで活躍します。
芸能界デビューしてから舞台への出演が多く、持ち前の歌唱力やダンスを生かして活躍。2017年に結婚して、2019年には第一子を出産しています。
藤崎彩織さん
人気バンド「SEKAI NO OWARI」のピアノを担当しているSaoriさんこと藤崎彩織さんは、洗足学園音楽大学ピアノコースを卒業しています。
大学在学中にSEKAI NO OWARIを結成しており、大学での勉強、ピアノ講師のアルバイト、バンド活動の「3足のわらじ」をはいていました。大学在学中に、音楽科の教員免許も取得しています。
2012年にリリースされた「眠り姫」で初のオリコン4位を獲得。翌年の「RPG」ではオリコン2位、2014年の「スノーマジックファンタジー」ではオリコン1位を獲得しました。その後も、現在までヒット曲を世に送り出しています。
バンド活動以外に、執筆活動も行っており2017年に発表された『ふたご』（文藝春秋）は受賞は逃したものの直木賞候補になり、翌年には映画化されています。
大橋トリオさん
ミュージシャンであり作曲家でありプロデューサーでもある大橋トリオさんは、洗足学園音楽大学ジャズコースピアノ科を卒業しました。
在学中から作曲活動に取り組んでいたそう。卒業後は、映画やドラマ、CMの音楽を手掛けるようになります。2009年には、大橋トリオとしてデビューし、CD SHOP大賞で準大賞を受賞しました。
その後、今井美樹さんのカップリング曲のプロデュースや観月ありささんへの楽曲提供、ドラマ、映画の劇中音楽や挿入曲の作曲などを手掛けるなど、幅広い活躍を見せています。
