浪人のつらさを克服するために
浪人というと、どうしてもネガティブなイメージがわいてしまいますが、浪人のつらさを克服する方法もあります。精神的ストレスを軽減するためにも、まずは以下のことを意識してみましょう。
先のことを考えるより、今の生活を充実させる
浪人生活では、1年間自由な時間が与えられます。勉強することももちろんですが、精神的にくじけないためにも、まずは毎日の生活を充実させることを意識しましょう。「今日はこのページまで問題を解く」など、目で見て分かる目標を立て、毎日の積み重ねで最終的な目標へと近づいていきましょう。
「先が分からずに不安」と感じてしまう方は、適度に自由な時間を持つようにし、友人や家族に話を聞いてもらうなど、なるべくストレスをためないようにすることも大切です。また、模試のたびに一喜一憂してしまうと、勉強に手がつけられなくなってしまいます。まずは一日一日を有意義に過ごせるよう、規則正しい生活習慣を意識しましょう。
勉強が負担にならないよう、習慣化する
浪人生活では、得意分野はもちろん、苦手な科目にも取り組まなくてはいけません。勉強する時間を負担に感じないよう、勉強する教科の時間配分を決めて習慣化させるようにしましょう。分からないときは、誰かに相談するなどし、あまり考えすぎないようにするのがいいでしょう。
「気づいたら机に向かっていた」というように、習慣化することで勉強が負担に感じられなくなることで、浪人のつらさが軽減するかもしれません。
適度に息抜きをする方法を見つける
浪人生は、常にプレッシャーにさらされます。「せっかく浪人しているのだから、次は必ず受からなければいけない」と、自分を追い込んでしまうこともあるかもしれません。しかし、時間を自由に使うことができるのが浪人生活のメリットです。友人と会ったり、外へ出かけてみるなどし、適度に息抜きをするようにしましょう。息抜きをすることで、オンオフの切り替えができるようになり、勉強に集中する効果も期待できます。