浪人して失敗する人にはこんな特徴がある?浪人後の進路とは - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

浪人して失敗する人の特徴5つ

浪人 失敗

志望校への進学の夢が叶わず、浪人生活をスタートするという方もいるかもしれません。浪人生活は、どのようにして過ごすのでしょうか? 「浪人して次の受験も失敗したらどうしよう……」そんな不安を抱えている方のために、まずは浪人して失敗する人の特徴について紹介します。以下の特徴に当てはまるという方は、早めに対処することで、浪人生活を成功させることができるかもしれません。

現役で落ちた原因の分析ができない

志望校に合格できなかった場合、なぜ落ちてしまったのか、しっかりと原因や理由の分析ができないと、せっかくの浪人生活を生かすことが難しくなってしまいます。現役時代に、自分がどのように受験に取り組み、何が原因で志望校に合格できなかったのか、あらためて自分自身について振り返る必要があります。

浪人といっても、その理由は人によって異なるでしょう。まったく受験勉強をしなかったという人もいれば、苦手科目は後回しにしてしまった、本番中に緊張して集中できなかったという人もいるかもしれません。本来なら、その原因を突き詰めて改善することで、次の試験への対策をとることができますが、現役で落ちた理由を分析できない場合は、せっかくの浪人生活も失敗に終わってしまいます。

まったく勉強しなかったという人は、勉強する習慣をつけるところからスタートし、本番中に集中することができなかったという人は、まずは模擬試験などでプレッシャーに慣れていくという方法をとるのがいいでしょう。なぜ自分が不合格になってしまったのか考えずに勉強をしている場合は、次も失敗する可能性が高くなります。

楽な方へ流されてしまう

浪人を失敗してしまう人の特徴として、「楽な方へ流されてしまうこと」が挙げられます。志望校に合格するために勉強をしていても、途中で苦痛に感じたり、集中できなくなってしまうと、勉強以外の時間を過ごす時間が増えてしまうこともあるかもしれません。受験勉強というと、得意科目もあれば、苦手な科目もあるため、不得意科目へ取り組むことがなかなか難しく、誘惑に負けてしまうということもあるでしょう。

しかし、途中で楽な方に流されそうなときに、いかに自分に厳しく、踏ん張ることができるかが、浪人の失敗と成功の分かれ道となります。受験勉強を持続させることは決して楽なことではありませんが、一度決めた目標に対して努力するという経験は、後々の人生にも大きな影響を及ぼすでしょう。浪人を失敗しないためには、自分の弱い心に打ち勝つ努力が求められます。

受験勉強以外のことに気をとられてしまう

浪人して失敗する人に多く見られる特徴の1つが、誘惑に弱いことです。テレビや漫画に時間を費やしたり、友達と一緒に出かけることが多い人は、失敗する可能性があります。浪人生活では適度に娯楽を楽しみながらリラックスすることも大切ですが、明らかに勉強以外の時間の方が長い場合は、浪人しても失敗してしまうでしょう。

好きなことに夢中になり、志望校に合格する目標を忘れかけてしまうと、現役で落ちたときの悔しさも薄れてしまいます。浪人生はいかに時間をコントロールできるかがポイントになります。ついつい遊びすぎて後半の受験勉強で集中することが難しくなると、焦りや不安が高まり、試験に集中することが難しくなるかもしれません。

相談できる人がいない

浪人生の多くが抱える問題が、自身のメンタルコントロールです。予備校に通っていても周囲に話す友人がいない場合は、孤独を感じ、精神的にも不安定になってしまいます。受験勉強の悩みを相談できる友人や家族の支えがあってこそ、浪人生活を成功へとつなげることができます。浪人生活を送る上で、もし悩みなどがある場合は、相談できる友人や家族に話してみましょう。

浪人生同士で気軽に話せる相手がいると、刺激をもらいながら勉強に集中することができるかもしれません。

プライドが高い

浪人して失敗する人の中には、性格が関係している人がいるかもしれません。必要以上にプライドが高い人は、自分を過大評価してしまったり、弱い面を人に見せないといった特徴があります。滑り止めには合格していても、さらに上を目指して浪人することを選択した人や、過去に全国模試などで上位の成績をとったことがある人は、他人の力を借りず自力で成果を上げようとして失敗してしまうかもしれません。

分からない問題は人に尋ねたり、一度客観的に自分を分析して現状を見つめなおすことも、浪人生活では大切なポイントです。プライドが邪魔をして自分の能力を見極めることができないと、浪人生活も失敗してしまうかもしれません。人からアドバイスをもらうなどして、自己分析をしてみるようにしましょう。