各予備校の特徴を紹介
予備校と一口に言っても、指導スタイルから講師の顔ぶれ、サポート体制など千差万別です。以下、各予備校の特徴についてまとめました。
河合塾
河合塾は北海道から沖縄まで全国に展開している大手の予備校です。志望校に合わせた多彩なコースを揃えています。
自習室は個別ブース型、オープン型、開放教室、ラウンジ型などの4種類を揃えており、授業以外の自習環境が整備されているのが特徴です。
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また、自宅近くに通える予備校がない浪人生向けに、河合塾の生徒だけが入寮できる専用の寮もあります。
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駿台予備校
駿台予備校は河合塾と同じく全国展開する大手の予備校です。
駿台予備校の特徴として、サポート体制の充実が挙げられます。各クラスのホームルームを担当するクラス担任・副担任や、個別指導を担当するティーチングアドバイザー(TA)、受験生の精神面をケアする生活カウンセラーなどが、勉強と生活の両面をサポートします。
保護者会や個別面談を実施するなど、家庭との情報の共有にも積極的です。
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高卒クラスの特長 駿台のカリキュラム体制・サポート体制|駿台予備校
また、各地域に寮長・寮母が常駐している指定寮が用意されています。
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四谷学院
北海道から九州まで全国展開している四谷学院の特徴は、「ダブル教育」と呼ばれるシステムにあります。ダブル教育とは、能力別にクラス分けされる「科目別能力別授業」とプロ講師による個別指導で解答力を鍛える「55段階個別指導」を組み合わせた四谷学院独自のカリキュラムです。
各科目の実力を測る「レベル診断テスト」が毎月実施されます。
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東進ハイスクール
東進ハイスクールは、現代文の林修氏や英語の安河内哲也氏など、メディア出演も多い有名講師陣を擁する予備校です。
志望校合格のための学習計画を綿密に練ることを重視しており、月ごと、週ごと、日ごとに中間目標を立てて学習を進めていきます。
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映像配信システムを用いてプロ講師の授業を受講できる東進衛星予備校も全国に展開しています。
東京個別指導学院(TKG)
東京個別指導学院は、関東と関西を中心に教室を展開するベネッセグループの個別指導塾です(関西での名称は関西個別指導学院)。各受験生を担当する講師は各教室の教室長と相談しながら生徒との相性などを加味して決めていきます。また、講師の採用率は21%で、本採用までに3ヶ月の研修を課すなど講師の質の確保にも力を入れています。各教室がフランチャイズではなく、本部の直営であるからこそ可能な取り組みだと言えるでしょう。
多くの教室には自習スペースも用意されており、教室が開校している時間であれば授業のない日でも利用することが可能です。
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おわりに
浪人中の予備校を選ぶ際のポイントや予備校の費用、各予備校の特徴などについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。1日の大半の時間を過ごすことになる予備校は、受験生活を送る浪人生にとっての学校となります。ぜひ、お子さんと相談しながらどの予備校に通うのかについて、じっくり検討してみてください。
参考
「A判定」でも不合格 増える浪人生、入学断る予備校も|朝日新聞デジタル
浪人すると予備校費用はいくらかかる?|AllAbout
河合塾の1日|河合塾
先輩に聞く!失敗しない浪人生活の過ごし方 河合塾で学ぶ|河合塾
【失敗しない予備校の選び方】1年で志望校に合格するために|Studyplus(スタディプラス)