学生に名刺は必要?メリットや作成ポイント、ツールをご紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

学生であっても、名刺は必要なのでしょうか。学生が名刺を持つことでどんなメリットがあるか、どうすれば名刺を作成できるのかについてご紹介します。

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学生が名刺を持つメリット

社会人との交流の窓に

多くの大学生は、就職活動時に合同企業説明会や各会社の説明会で出会った企業の担当者に対して、その場ではなく、企業ホームページや就活ナビでわざわざ調べて連絡を取っています。しかし、その場でせっかく会えているのであれば、そこで挨拶を済ませておきたいものです。

そんな場面では名刺が役立ちます。名刺交換をさせてもらえたら、当日か後日にお礼メールを送っておきましょう。選考のキーとなる人事とのつながりを持てますし、OB・OG訪問に対応してくれる可能性もあります。また、就職活動以外でも、社会人との交流の場に赴くときに、名刺があれば十分な交流を広げるためのツールとして役立ちます。

相手に自分を覚えてもらう

当然ですが、名刺には自分の名前やメールアドレス、電話番号を記載しています。名刺交換を自らする学生は少ないので、それだけでも顔を覚えてもらえるかもしれません。

特に志望度の高い企業では、顔を覚えてもらえれば、次の説明会でより深く話をできる可能性があることも大きなメリットです。名刺交換時には、単に「〇〇大学の〇〇と申します。」と言うだけではなく、30秒から1分で相手に興味を持ってもらえる自己紹介をすると、より覚えてもらいやすいでしょう。

メールアドレスの間違いを防ぐ

企業との連絡手段は、基本的にEメールで行われます。就職ナビなどを利用していれば連絡に不都合はありませんが、合同企業説明会などであれば、手書きでシートにメールアドレスを書く場面もあるでしょう。その際に、アルファベットの大文字・小文字、数字とアルファベットを混同してしまい、メールアドレスを誤って伝えてしまうこともあります。せっかく面識を得たにもかかわらず、メールアドレスの間違いで連絡を取れなくなってしまうのはもったいないことです。

名刺を作るポイント

必要最低限の情報のみ載せる

学生が名刺を作る際には、必要最低限の情報を載せましょう。氏名、大学名、学部学科、メールアドレス、電話番号などです。名刺は顔と名前を覚えてもらい、連絡を取り合うためのツールです。連絡を取る際に必要な情報は記載しておきましょう。

逆に言えば、必要以上の情報を載せることはありません。趣味や特技を載せようとする方もいますが、就職活動では軽い印象を与えてしまうかもしれません。また、個人の住所を記載することも避けましょう。ストーカーや強盗などの犯罪に巻き込まれる恐れもないとは限りません。

デザインは目的に合わせる

名刺のデザインは、名刺を使う目的に合わせましょう。例えば、就職活動で使うのであれば、なるべくシンプルなデザインがおすすめです。オシャレだったり、奇抜なデザインの名刺で顔を覚えてもらう必要はありません。かえってマイナスの印象を与えかねません。

一方で、就職活動を目的としない社会人、学生との交流会では、オシャレなデザインでも問題ないでしょう。例えば、学生ながらすでに起業していて、デザイン会社を持っているのであれば、オシャレな名刺のほうが相手にアピールできるかもしれません。学生同士の交流なら、くだけた雰囲気の名刺でもいいでしょう。

どの場面で名刺を使うかによって、デザインを決めましょう。状況に合わせた2~3種類の名刺を持ち合わせてもいいでしょう。ただ、作成費用がかかってくるので、よく検討してみてください。

紙はしっかりしたものを選ぶ

名刺で使う紙の素材は見落としがちですが、重要なポイントです。ペラペラの薄い紙では、相手に対して軽い印象を与えてしまう可能性があります。

自分が企業の担当者だったとして、どんな名刺をもらったら気持ちがいいでしょうか。上質な紙を選ぶことによって、「そこまでこだわることのできる学生なんだ」と相手にプラスの印象を持たせることができます。学生で予算に限りがあるため、過度に上質な紙を選ぶ必要はありませんが、相手にマイナスの印象を与えない素材を選びましょう。