新潟大学出身 政財界の著名人
新潟大学出身の著名人には、衆議院議員や参議院議員、都道府県知事など、行政の世界で活躍している方の割合が比較的多いようです。ここでは、行政の世界のみならず、経済界でも活躍している4名の方をご紹介します。
木村一義さん
大手家電量販店の株式会社コジマ社長を務める木村一義さんは、新潟大学人文学部を卒業しています。
大学卒業後、1967年に日興證券に入社。その後、同社で経験を積み、2000年には日興證券株式会社取締役副社長に就任します。2005年には日興コーディアル証券株式会社取締役会長に就任し、2012年に株式会社コジマに経営とM&Aの指南役として顧問に就任しました。
そして、2013年にはコジマの社長に就任し、同年に会長職も兼ねています。その他にも、大和ハウス工業の社外取締役やとちぎテレビの社外取締役なども務めています。
柴田克洋さん
岩手県に本店を置く北日本銀行の頭取を務めている柴田克洋さんは、新潟大学法学部を卒業しています。
大学卒業後に北日本相互銀行（現・北日本銀行）に入行します。その後、同行で経験を積み、2012年に取締役就任、2015年には常務取締役、2017年から取締役頭取として活躍しています。
小沢辰男さん
建設大臣、環境庁長官、厚生大臣などを歴任した政治家の小沢辰男さんは、1949年に新潟大学が設置されるにあたり包括された旧制新潟高等学校の出身です。
旧制新潟高等学校卒業後は、東京帝国大学法学部を卒業し、内務省に入省。その後、第二次世界大戦後の体制変更にともない、厚生省に移ります。厚生省退官後は、経済界で活動しますが、政界に転身。1960年の衆議院議員選挙に立候補して当選しています。
自民党時代は、田中角栄さんの側近の一人として政治活動に取り組みました。衆議院議員選挙当選回数は13回で、2000年に政界から退きました。
森裕子さん
自由党所属の参議院議員で文部科学副大臣も務めた政治家の森裕子さんは、新潟大学人文学部を卒業しています。
大学卒業後は、子育てをしながら英語教室を主宰。その後、地域の公民館に勤務しながら介護ボランティアグループの運営や町おこし活動などを積極的に参画します。1999年には、新潟県横越町議会議員に就任しました。
2001年には、自由党所属で参議院議員選挙で当選し、参議院議員になります。その後、民主党に移り、2011年の野田佳彦内閣で文部科学副大臣に就任します。消費増税法案で意見が食い違い、文部科学副大臣を辞任、また民主党から離党します。
2012年からは、国民の生活が第一、日本未来の党、生活の党と所属を移しています。生活の党では党代表も務めています。2018年には自由党の幹事長に就任しました。
まとめ
新潟大学は、日本海の恵みを受け、自然豊かな環境にある国立大学です。医学部を含めた10の学部があり、就職率も高い大学と言えるでしょう。また、副専攻プログラムを早い段階で取り入れており、専攻の学問のみならず、横断的に学ぶことができる体制も整っています。卒業した著名人の活躍からも、幅広い業界で活躍していることがよくわかります。ぜひ、子供の大学進学先を選ぶ際の参考にしてください。
参考
中野知美のプロフィール｜Castplus
profile | 大西蘭｜おおにしらん(アナウンサー、タレント) official ブログ
黒井 健プロフィール｜A. P. J .アートプリントジャパン
鈴木厚人学長経歴｜岩手県立大学
コジマ、木村会長が社長兼務に 創業一族以外で初 ｜日本経済新聞
柴田 克洋 − 株式会社 北日本銀行 取締役頭取（予定） | 社長・役員の経歴
小沢辰男｜Wikipedia
国会議員情報：森 裕子（もり ゆうこ）｜時事ドットコム
トップページ｜黒井健 絵本ハウス
