浪人生の親が子供にできること
子育てをしていると、できることなら子供の代わりに親が勉強や仕事をしてやりたい、とさえ思うことでしょう。特に子供が浪人生の場合、「どうしてもっと勉強できないんだろうか?」「浪人生にこんなことする時間あるの?」などと、子供に対してイライラする親もいるのではないでしょうか。ここでは、浪人生の子供を持つ親が子供にできることについてまとめました。
「勉強しなさい」と言わない
子供がテレビを見ていたり、スマートフォンなどに夢中になっていたりすると、つい「勉強しなさい」と注意したくなるのではないでしょうか? 勉強してほしい、志望校に合格してほしい、という気持ちは分かりますが、成績や生活態度を注意されると、自分の人格を否定されていると感じる子供も多いようです。なるべく、否定するのではなく肯定して子供のモチベーションを上げるよう工夫しましょう。
話を聞いてあげる
浪人生にとって家族からの支えは大切です。子供の話は、家事などで忙しい手を休めてでも聞いてあげましょう。「勉強してるの?」「受かりそうなの?」などと聞くのではなく、子供が自分から話してきたことを親身に聞いてあげることです。浪人生の中には同じ状況の友人や話を聞いてくれる人が少ない場合もあります。親が子供のの不安や考えを共感して受け止めてあげましょう。
生活リズムの維持と食事のサポート
親の大切な役割の一つに、子供の生活リズムの維持と食事の管理があります。夜遅くまで勉強し朝遅く起きてくるなど、昼夜が逆転してしまう浪人生も多いようです。子供が早寝早起きできるようサポートし、バランスの取れた食事を用意できるよう心がけましょう。
まとめ
浪人生の「あるある」をまとめてご紹介しました。浪人生活は長いようですが、長い人生を考えると、意外と短くて子供にとって貴重な経験になります。子供と同様に親も不安に感じたりイライラしたりすることもあるかもしれませんが、忍耐を持って見守り、サポートしてあげましょう。
参考
経験者たちに聞く、浪人のリアル。伝えたいことはただ一つ「浪人生よ、胸を張れ!」|リ・グリット朝日新聞
浪人生なら絶対経験するあるある9選|インターンシップガイド
浪人経験者に赤裸々アンケート!浪人生あるある15選|合格サプリ
浪人生の息抜きを徹底解説!|おすすめの方法と罪悪感への対処法|センセイプレス
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