学生にできる投資とは?学生が投資を行うメリットやデメリット - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

学生が投資を行うデメリット

学生 投資

損する可能性もある

投資は、学生や社会人に関係なく、全員が結果、利益を出すために本気で勝負している世界です。さまざまな人たちの思惑がうごめく厳しい環境。プロ投資家ですら、損失を出すことは往々にしてあります。そのなかで、まったくのアマチュアである学生が投資で勝ちを狙いにいくと、損をする可能性も十分にあります。ビギナーズラックで一度や二度、勝つことができるかもしれませんが、調子に乗ってしまうと、かえって損をすることもあります。

熱中しすぎると勉学がおろそかに

投資を学ぶことは将来のプラスにもつながります。とはいえ熱中しすぎることは問題です。勉強よりも投資に使う時間の割合が大きくなり、気づけば単位を取るのもギリギリで、留年してしまったということも起こりかねません。投資の勉強は、あくまでサブ。メインは大学の勉強です。その優先順位を履き違えないよう注意が必要です。

学びのない短絡的な小遣い稼ぎになる可能性

投資の目的の1つは、利益を出すこと。お金が増えれば、学生にとっては月々の小遣いが増えるようなものです。もし、普通の学生がアルバイトを頑張ってもなかなか稼げない金額を手にしたら、過度に投資にのめり込んでしまうことも。投資で稼いだお金は旅行などの遊びにも使えるため、短絡的な小遣い稼ぎを目的に投資をすることになりかねません。「投資を学ぶ」のではなく、利益だけを追うことになるかもしれません。

万が一の貯蓄が足りなくなる恐れ

親御さんが子供に投資を経験させる上で最も注意しなければならないのは、子供が使ってはいけないお金まで投資に回してしまうことです。例えば、奨学金や仕送りです。学費や生活費、引っ越し費用などに充てるお金を勝手に投資に回し、損をして、せっかく渡した貯蓄がなくなっていたという可能性もゼロではありません。その線引きをできる子供であればいいですが、油断は禁物。使ってはいけないお金に手をつけないよう、あらかじめ対策しておいた方がいいでしょう。