大阪大学の著名な卒業生12名を紹介!大阪大学のこれまでの歴史も - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

政治家

伊藤渉

公明党に所属する衆議院議員。1992年に大阪大学工学部を卒業。1994年に大阪大学大学院工学部研究科土木工学専攻修士課程修了。高校・大学時代はラグビー部に所属していました。JR東海の勤務を経て、2005年に衆院愛知4区の候補者として、公明党の公認を得ます。2007年には、厚生労働大臣政務官に就任。2017年には、第48回衆議院議員総選挙比例東海ブロック公明党第2位で、4期目の当選を果たしています。

谷川秀善

1934年、兵庫県生まれ。大阪大学法学部卒業後、大阪府庁に入庁。1995年に大阪府庁を退職して第17回参議院議員通常選挙に、大阪府選挙区から自由民主党公認で出馬して初当選。2004年には、第2次小泉改造内閣で外務副大臣に任命されました。

樽床伸二

1959年島根県生まれ。大阪大学経済学部に入学。卒業後、松下政経塾に入塾。1993年に日本新党公認で、旧大阪7区に初当選。2012年に野田第3次改造内閣で、総務大臣と内閣府特命担当大臣に任命され、初入閣。2014年の衆議院議員総選挙で大阪12区から出馬したものの、落選。2017年10月には「希望の党」の党代表に任命されました。

文化人

手塚治虫

漫画家。大阪帝国大学付属医学専門部を卒業、医師免許取得。1946年に漫画家としてデビュー。1950年から漫画雑誌に登場。『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボン騎士』などの大作を世にもたらしました。1963年に日本初の30分枠テレビアニメ「鉄腕アトム」を制作。1970年には、『ブラックジャック』『三つ目がとおる』『ブッダ』などの大ヒット作も発表しました。晩年には、『陽だまりの樹』『アドルフに告ぐ』などの傑作も生みだしています。「漫画の神様」として名高い人物。

横溝正史

小説家、推理小説家。大阪薬学専門学校(現在の大阪大学薬学部)を卒業。江戸川乱歩から誘われて上京、博文館に入社しました。1934年には肺結核の悪化により、療養生活を送ります。第二次世界大戦終了後から、推理小説を発表するようになります。1948年の『本陣殺人事件』で第1回探偵作家クラブ賞長編賞を受賞。

石黒浩

ロボット研究者。大阪大学教授。1991年に大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士課程修了、1992年に大阪大学基礎工学部システム工学科助手に就任。2003年に大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻教授となり、2009年には大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授へ就任。ATR石黒浩研究所の所長でもあります。二足歩行ロボットや、見た目や動作を人間に似せたアンドロイドの研究をしています。自身の参加する産学協同の「チーム大阪」が、ロボカップ世界大会のサッカー競技ヒューマノイドクラスで2004年から2007年まで4連覇を達成しています。