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一万円札の絵柄にもなっている福沢諭吉が創設した慶應義塾大学は、私立大学の中で最難関とも言われる大学です。そんな慶應義塾大学からは、さまざまな業界で活躍する著名人を輩出しています。
今回の記事では、慶應義塾大学出身の芸能人、文化人、アスリート、政財界の著名人を11人、ピックアップしてご紹介します。
もくじ
慶應義塾大学出身の芸能人
慶應義塾大学出身の芸能人と聞くと、誰を一番に思い浮かべるでしょうか? 人気アイドルグループ・嵐の櫻井翔さん、お笑い芸人の中田敦彦さん、メンタリストDaiGoさんら、何人もの芸能人、有名人がいます。今回は、慶應義塾大学出身の芸能人の中でも、意外と知られていない4人についてご紹介します。
黒柳徹子さん
「窓ぎわのトットちゃん」の著者であり、長寿番組「徹子の部屋」の司会を務めるなどマルチに活躍している黒柳徹子さんは、東京音楽大学声楽科を卒業後、慶應義塾大学の聴講生として文学部で学んでいました。
その後、NHK放送劇団に入団し、女優として活躍します。1976年に始まった「徹子の部屋」は、日本で初めてのトーク番組で、現在、同一司会者によるトーク番組の最多放送回数ギネス記録を更新中です。久米宏さんと組んで司会を務めた「ザ・ベストテン」も放送期間が10年以上に及ぶ人気番組になりました。テレビ番組への出演以外にもラジオ、映画、ドラマ、執筆活動などで多彩な才能を発揮しています。
また、アジア人初のユニセフ親善大使に任命されており、1984年のタンザニア訪問にはじまり、ニジェール、インド、モザンビーク、ベトナム、カンボジア、アンゴラなどのアフリカ、東南アジア、中東などさまざまな国や地域を訪問しました。その模様は、現地の国や日本、世界で広く報じられました。2000年には「ユニセフ子どものためのリーダーシップ賞」の最初の受賞者になっています。
ミッツ・マングローブさん
女装家としてメディアに多数出演しているミッツ・マングローブさんは、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業しています。神奈川生まれのミッツさんは、幼少期を横浜とロンドンで過ごします。日本に帰国後に慶應義塾高等学校に入学し、そのまま大学へと進学しました。
大学卒業後は、再びイギリスのウエストミンスター大学へ留学し、2年間で中退します。その後は芸能界で活動し、マツコ・デラックスさんらとの親交も深いそう。叔父はアナウンサーの徳光和夫さんで、テレビ番組で共演した経験もあります。
女性専用バーのママとして活躍するかたわら、テレビやラジオなど多方面で活躍しています。
一青窈さん
「もらい泣き」でデビューし日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した一青窈さんは、慶應義塾大学環境情報学部を卒業しています。
父親が台湾国籍の一青さんは、幼少期を台北で過ごしていました。小学校からは日本に渡っています。大学在学中からアカペラサークルでストリートライブをしていたそう。2002年のファーストシングル「もらい泣き」のヒットで、日本レコード大賞最優秀新人賞と日本有線大賞最優秀新人賞などを受賞し、翌年の紅白歌合戦にも出場しています。5枚目のシングルとなる「ハナミズキ」もヒットし、多くのアーティストにカバーされる一青さんの代表曲として知られるようになりました。2017年には、デビュー15周年を迎えてベストアルバムを発表しています。
参考
プロフィール|一青窈
水ト麻美さん
「ミトちゃん」の愛称でおなじみの日本テレビアナウンサー・水ト麻美さんは、慶應義塾大学文学部英米文学専攻を卒業しています。
大学卒業後は、アナウンサーを志望して日本テレビに入社。入社2年目から担当した昼の情報番組「ヒルナンデス」で人気が爆発。オリコンニュースの調査による好きな女性アナウンサーランキングでは、5年連続1位を獲得し殿堂入りを果たしています。他にも「24時間テレビ」の総合司会を務めるなど、日本テレビの人気アナウンサーとして活躍しています。
また、慶應義塾大学出身のアナウンサーは多く、内田恭子さんや中野美奈子さん、平井理央さん、青木裕子さん、徳島えりかさんらがいます。