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英検2級に合格するためにはそれなりの語彙力が求められます。英検はリーディングとライティング、リスニングの3つの構成で英語力を測る試験ですが、どのパートでも、英単語をどれだけ理解できているかが重要です。この記事では英検2級に出題されやすい英単語と、合格するために必要な英単語を効果的に身につける方法を解説します。
もくじ
英検2級で出てくる単語とは?
英検2級に合格するためには、英検2級がどのくらいのレベルであり、どのくらいの英単語を身につけておく必要があるのかを理解しておくことが重要です。
ちなみに英検はホームページで、英検2級のレベルは高校卒業程度と定義づけています。文法などの総合的な英語力が高校卒業程度である必要があることはもちろんですが、英単語に置き換えると5,780単語を理解しているレベルとされています。
では、どのような英単語が出題されているのでしょうか?
名詞
英検2級で出題されることの多い英単語には次のようなものが挙げられます。
- construction:建設
- consumer:消費者
- deal:取引、商売
- decision:決断、決定
- employee:従業員
- expert:専門家
- improvement:改良
- pollution:汚染
- project:事業、計画
また、次のように派生した意味を問われるケースもあります。
- hospitality:歓待
- hostility:敵意
- heartiness:誠意
- scene:場面
- scenery:風景
さらに、意外な意味を持つ英単語して出題されるのが次のようなものです。
- account:口座
- fine:罰金
- Interest:利子
- means:財産
- sentence:判決
- want:不足
形容詞
次のような形容詞が英検2級では出題されています。
- additional:追加の
- ancient:古代の、大昔の
- effective:効果的な
- harmful:有害な
- Industrial:産業の、工業の
- likely:〜しそうな、ありそうな
- mental:心の、精神の
また、次のように意外な意味を持つ形容詞も出題される傾向にあります。
- fair:相当の、金髪の
- happy:適切な
- sound:健全な、十分な
- tall:おおげさな
動詞
次のような動詞が英検2級では出題されています。
- adopt:〜を採用する
- allow:〜を許す
- attract:〜を魅了する
- avoid:〜を避ける
- inform:〜を知らせる
- prevent:〜が…するのを防ぐ
- protect:〜を守る
- provide:〜を与える、提供する
- recommend:〜を推薦する
- apply for:〜に申し込む
他動詞
他動詞では、次のような英単語が出題される傾向にあります。
- accompany:~について行く
- approach:~に近づく
- attend:~に参加する
- contact:~と連絡を取る
- discuss:~について話し合う
- enter:~に入る
- inhabit:~に住む
- marry:~と結婚する
- reach:~に到着する
他動詞は自動詞とは違い、一見「自動詞に見える他動詞」という特徴を持つものが数多く出題されています。
副詞や接続詞
英検2級に使用される副詞や接続詞には、次のようなものがあります。
- well:十分に、上手に
- immediately:すぐに
- frequently:頻繁に
- increasingly:ますます、だんだんと
- actually:実際は
- however:しかしながら
- therefore:したがって
副詞は文章に意味を付け加える役割を果たす英単語ですから、分からないものがあっても合否に直接的に影響はしません。ただし、接続詞はその前後の文章を補い、もしくは逆説を展開する役割を果たしています。強調したい文章の前に置かれることが多いですから、しっかりと意味を理解しておく必要があります。