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「給料日までまだ日にちがあるのに使えるお金がない」「毎月節約しているつもりなのにお金が足りない」そんなふうに悩む人は少なくないはずです。
生活費は節約できるものもありますが、なかには必要に迫られて急に多額の出費があることもあります。思いがけない出費に対応できるに越したことはありませんが、貯金もなく、次の収入がある期日までに時間がかかる……。そんなときは絶望的な気分になってしまいます。
この記事では生活費が足りなくなる根本的な原因の究明と、どうしても足りないときの対処法をご紹介します。1人で悩まずに、ぜひ参考にしてください。
もくじ
生活費が足りなくなる理由
生活費が足りない……。その理由はいったいどこにあるのでしょうか? ここでは生活費が足りなくなる理由として3つのポイントを挙げてみます。
毎月の支出を把握していない
毎月毎月赤字続き……。そんな人にありがちなのが、毎月の支出を把握していないことです。
何にいくら使ったのかが分からなければ、節約の方法がありません。収入は把握していても、支出が把握できていないケースは意外に多いものです。
家計の現状を正しく把握するには、以下の3つの種類の費用を理解しましょう。
- 毎月決まって払うもの=固定費
- 月々によって払う金額が変わるもの=変動費
- 稀に起こる急な出費=特別費
冠婚葬祭や病気などで急な出費があれば別ですが、毎月生活費が足りないという場合は、固定費や変動費をかけすぎていることになります。
家計簿をつけることでおおまかな支出が見えてきますので、まずは毎月の支出を把握することが第一歩です。
固定費が高い
固定費とは、毎月決まって支払わなくてはいけない支出のことを指します。
- 生命保険料
- 家賃(住宅ローン)
- 駐車場の賃料
- 習い事の月謝
などがこれにあたります。1つ1つの支出が自分の収入に対しての割合が高いと、最終的に「生活費が足りない」という結果に陥りやすくなります。毎月支払わなければいけないものなので、待ったはききません。固定費が高いと手元に残る金額は少なくなるため、全体の生活費が足りないということになってしまうのです。
予期しない生活費が発生した
予期しない生活費の出費というものは起こり得るものです。医療費・冠婚葬祭費・子供の習い事や部活動の臨時出費など、それなりにまとまった金額であることも特徴の1つ。支払わなければいけない以上、通常の生活費が削減されてしまいます。
予期しない生活費が発生した場合、普段の生活費が足りない状況であれば、事態は深刻です。貯金で賄うことができなかったら、何らかの手段で支払いを行わなければいけません。ただし、毎月かかるものではないことや長期的な出費ではないことが多いため、一時的にしのぐことができれば問題がないということになります。