格安留学を成功させるポイント
事前準備は念入りに
格安留学を充実させられるかどうかは、事前の準備にかかっていると言っても過言ではありません。最低限の英語力がないと、現地での授業は日本でも学べるような基礎的な部分からスタートしてしまうばかりか、講師やクラスメイトとのコミュニケーションがうまくいかない可能性があります。
また、語学学校もどのスタイルが自分に最適か、コースの途中変更は可能かなどを調べておくことで、入学後の違和感やトラブルなどにスムーズに対応できます。
授業は積極性が大切
グループレッスン、マンツーマンレッスンにかかわらず、授業はとにかく積極的に受けましょう。日本人は他国の生徒に比べて消極的で、つい聞き役に回りがち。「発音や文法が気になる」「恥ずかしい」などと思わず、講師やクラスメイトに遠慮することなく話しかけるのが大切です。
英語は実際に使うことで、どんどん身についていくものです。留学は限りある貴重な機会。最小限の費用で高い価値を得られるよう、授業は真剣に、そして能動的に参加しましょう。
費用に不安があるなら奨学金制度を検討しよう
留学生の奨学金には、渡航前の人を対象にした日本で募集が行われるものと、留学中の人を対象にした現地の学校、民間団体で募集するものがあります。いずれにしても、応募者は多く狭き門で、留学費用全額をカバーするケースはわずかなようです。
日本で募集される奨学金は渡航前の人を対象にしたものが多く、留学開始時期の1年以上前に応募を締め切るものもあります。興味のある人は、日本学生支援機構(JASSO)のサイトを閲覧してみましょう。
おわりに
語学留学の費用は、どの国を選ぶかによって、大きく変わるということをお分かりいただけたかと思います。留学費用を安く抑えることで留学が可能になったり、滞在期間を延ばせたりと、可能性が広がるでしょう。予算と相談しながら、自分に合った素敵な留学先を見つけてください。
参考
留学ガイドブック「私がつくる海外留学」|独立行政法人日本学生支援機構
奨学金|独立行政法人独立行政法人日本学生支援機構
【保存版】厳選!留学費用が安い8つの国|スマ留
【徹底比較】おすすめ留学先19カ国《前編》|Global Dive
語学留学成功の秘訣|留学のアースタイムス
中川 友康 (2015年6月)『英語はアジアで学ぶ時代がきた!フィリピン留学決定版』宝島社