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アニメ好きの子供やアニメに興味がある子供なら、アニメに携わる仕事をしたいと考えることもあるかもしれません。アニメーターはアニメを作る上で重要な役目を担っています。1つの作品を作り上げるまでには、気の遠くなるような作業が必要です。根気や正確さも必要とされるため、好きというだけではできない部分もあります。アニメーターを目指す人に向けて、仕事内容や持っておきたいスキルなどを紹介します。
もくじ
アニメーターの仕事内容
アニメーターの仕事は、動画を描くことから始まり、原画を描くことなど幅を広げていきます。スキルアップすると作画監督なども任されるようになるので、スキルや技術を身に付ければ仕事の幅も増えやりがいも感じられるようになります。
アニメーターがどのような仕事をしているのか、仕事内容を見ていきましょう。
動画を描く
アニメを作るには原画を描くことから始めますが、新人は原画を元に動画を作る作業から始めるのが一般的です。動画を作る前に、原画のチェックも行います。基本的にアニメは原画を何枚も使い、それをつなぎ合わせて動画を作ります。1つの動きを表現するだけでも、少しずつ動きを描くので30分のアニメを作るのに、約43,000枚以上の原画を必要とします。
1秒あたり約24枚の原画を使いますが、原画と原画をスムーズに組み合わせるためには、動画マンと呼ばれる人が作成することもあります。新人が動画マンを担当することも多いですが、それなりのスキルは必要となります。ただ原画をつなげるだけでなく、自然な動きに見えるよう考えながら作るスキルを求められます。
原画を描く
アニメの基本となる絵を描く仕事です。絵コンテなどを見て描きますが、キャラクターの人物像や演出なども考えて描くスキルが必要です。ただ絵が上手いだけでは務まりません。人物だけでなく背景とのバランスや、全体の構成を考えて描くことになります。
アニメは原画をつなぎ合わせて動画にするので、動きに合わせて少しずつ位置や表情、背景なども変えて描きます。動画にするときにスムーズになるよう考えて描くのも原画マンに求められることです。
作画監督
アニメーターを目指す人の多くは、動画マンからスタートし、次に原画マンに進むのが一般的です。アニメーターの仕事を通してスキルアップすることも可能です。もちろん本人のやる気と根気も必要ですが、センスや正確さなども必要です。
原画マンとして実力が認められると、次に担当させてもらえるようになるのが作画監督です。原画マンと動画マンをまとめるのが作画監督の仕事ですから、全体のまとめ役のような立場です。
大作になるほど原画の枚数も動画の時間も長くなります。1人ではとても対応しきれないため、複数の人が分担して作業を行います。原画マンも動画マンも個人差があるので、最終的なチェックや修正は作画監督が任されます。