保険の仕事にはどんな種類がある?向いているのはどんな人? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

保険の仕事が向いている人

保険の仕事が向いている人
保険は目に見えない商品であるため、いかに具体的な人生設計プランを提示してお客様を納得させるかが大切となります。最近ではタブレットなどを使って視覚に訴えて商品を提案することも少なくありません。

保険商品は次々に新しいタイプのものが登場し、商品についての知識を得るために日頃から自己研鑽をしなくてはなりません。また、話術で客の心をつかむことが何よりも大切であるため、話し上手、聞き上手であることも必須となります。

人と話すことが好き

保険は自分の身に万が一のことがあった際に強力なサポートになってくれるものですが、誰もが必要であると考えているわけではありません。一家の大黒柱として働いている男性こそ、保険に関心を持たなくてはならないものですが、面倒くさくて無関心という方も少なくありません。

保険の仕事では、保険商品に特に関心がない方に人生設計や補償について考えてもらう機会を提供することから始めなくてはなりません。世間話や顧客が好む話題などから保険の話題へと移行することが多いので、まず人と話をすることが好きということが必須条件となるでしょう。

向上心・チャレンジ精神がある

保険商品にはさまざまな種類がありますが、保険会社によって差別化を図った特定の商品を販売することは難しくどうしても似たり寄ったりの内容になってしまいがちです。自社ブランドの商品を売り込むためには、他社との違いやメリットを具体的に説明することが必要となるため、常に研究熱心で向上心があることが求められます。

また、新規顧客の開拓では新たな職場を飛び込みで訪れるなど、思い切った行動に出る必要もあり、チャレンジ精神が旺盛でないと務まりません。

金融について興味・関心がある

保険は万が一の際にサポートしてくれるだけでなく、積立金の一部が返還される金融商品としての性質も持っています。混迷する経済状況のなかで、先の見通しがなかなかできないことから収入の一部を貯蓄に回している人は少なくありません。

保険商品を契約することでどのようなメリットがあるのかということについて、投資商品と比較して説明する能力も必要となります。日頃から経済界や世界情勢について情報を収集しながらアンテナを張り巡らしておくことも大切です。

保険業界で働くメリット

保険業界では、保険に興味・関心がある人だけでなくこれまであまり真剣に考えたことがなかった人にも商品を提案しなければなりません。1回断られただけでひるんでいたら仕事にならないため、ある程度の厚かましさも必要となります。

契約をとらないと収入に結びつかないためノルマの厳しい業界と言われることもありますが、特に資格を必要とするわけでもなく、働く時間を自由に設定することもできるため、女性にとっても働きやすい職場であると言えるでしょう。保険業界で働くメリットについていくつかあげてみましょう。

女性が働きやすい・キャリアアップのチャンスが多い

保険のセールスというと女性が圧倒的に多いイメージがあります。女性は相手が仕事で忙しくしていても、少しでも空いた時間を見つけて話しかけ懐に入っていくのが実に上手です。男性に抱くことが多い警戒心もなく、世間話から自然に商品の話に持って行くこともできます。

毎月コンスタントに業績をあげていれば、年齢やキャリアに関係なく昇進することができる制度を設けている保険会社もあります。一般の外交員から、トレーナー、マネージャー、営業課長職など、役付きのポストにつくことも夢ではありません。

政治経済ニュースに詳しくなる

保険商品は世界や国内の政治、経済の影響を受けて、新規商品の開発が常に行われています。以前はがん保険が主流で死亡した場合にいかに手厚い保障があるかということに重点が置かれていましたが、現在ではがんと付き合いながら生きていくための保障や最先端医療技術に活用できる保障なども登場しています。

金利や資産運用などと比較して保険商品を検討する方も少なくないため、商品を提案するために自然に政治経済に詳しくなり、ニュースもよく見るようになります。

ノルマ・目標を達成すると報酬がある

保険セールスでは、固定給が設定されていないことがほとんどですが、会社によっては入社時1~2年は基本給が保証され、その後徐々に減っていくこともあります。ある程度の接客や保険商品についての知識、テクニックを身につけた後は実力勝負となるのが普通です。

契約件数を増やすのは楽なことではありませんが、会社が設定した月間目標やノルマを達成すると、特別ボーナスや手当が支給されることもあります。

まとめ:保険の仕事に携わろう

まとめ:保険の仕事に携わろう
保険はいざというときに本人や家族の大きな助けとなる大切なものです。人生設計プランとも大きく関わるため、保険商品を提案する仕事は顧客の人生に寄り添うパートナーのようなものであると言うこともできるでしょう。

保険の仕事には、事務職のほか、店頭、訪問で商品を販売することをメインとしており、業績がそのまま収入に反映されるシビアな世界でもあります。子育て中の女性でも時間を有効に使って収入を得ることもできます。特に女の子であれば、何となく家庭と両立するには良い仕事のようにイメージしているかもしれません。経済や政治、金融に強くなり、人と触れ合うこともできる保険の仕事に携わってみてはいかがでしょうか。親も子供たちの夢を追うサポートができるよう、早くから情報収集に勤めておきましょう。

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cocoiro編集部

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