大好きなお菓子づくりを仕事にしたい!パティシエになるには? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

パティシエの年収・平均給与について

実際にパティシエとして働きだした場合、もらえる給料や平均的な年収はどのくらいになるのでしょうか?

株式会社ビズリーチが運営する求人検索サイト「スタンバイ」に掲載されている求人のデータを基にした年収の分布があります。

パティシエになるには・仕事内容と専門学校・給料・全国の求人 | スタンバイ より筆者作成)

年収として最も多いのは300万円台、続いて400万円台・500万円台となっていることが分かります。300万~400万円が60%近くに達しており、この年収が平均値といえるでしょう。

パティシエの仕事になるためのルート

パティシエになりたいと考えたとき、どのような進学先やルートを選択すればいいのでしょうか。

決まったルートや必須の資格はない

基本的にパティシエになるのに必要な資格はありません。そのためルートも人によって異なります。アルバイトから始める人もいれば、有名パティシエに弟子入りして下積みをする人もいます。自分がどんなパティシエになりたいのか、そのためにはどんな就職先を見つければいいのかを見極める必要があります。

製菓専門学校や短大への進学も多い

近年では専門学校や短大などで基礎的な知識をつけてからパティシエになる人も多くいます。理論を理解した上で業務に取り組めば、より良い商品が出来上がります。家庭料理とは異なり、人にを魅了するスイーツはどのような手法で作ればいいのか、学ぶのは決して無駄にはなりません。

学費はどれくらいかかる?

パティシエの専門学校として有名な服部栄養専門学校で学んだ場合、以下のような学費がかかります。

調理師本科パティシエ・ブランジェクラス(昼1年)1年間の学費

入学時納入金 後期納入金(10月)
入学金 220,000円
授業料 390,000円 390,000円
施設費 130,000円 130,000円
実習費 220,000円 220,000円
教育振興費 30,000円 30,000円
990,000円 770,000円
合計 1,760,000円

パティシエコースの学費|パティシエ専門学校-服部学園 より筆者作成)

1年間で176万円という金額は決して安くありません。ただし一流講師の下でさまざまな技術や知識が学べることを考えると、パティシエになるには近道ではあるでしょう。

大人になってからパティシエを目指す人も!

学生から専門学校や短大へ進学し、新卒で就職を目指す人が多いですが、中には一度社会人として別の仕事をしていた人や、料理好きが高じてパティシエを目指したいと考える人など、大人になってからパティシエに挑戦する人もいます。

パティシエは特に年齢の制限はありません。実力社会ですから新卒でも元社会人でも関係ない世界なのです。