1日の仕事の流れ
グランドスタッフとして働く場合、1日の流れはどのようになっているのでしょうか?
グランドスタッフの勤務時間はシフト制であることがほとんどです。勤務する空港によって営業している時間が異なるため、多くのケースでは早番と遅番に分かれています。
早番の場合のシフト例
ここでは早番の場合のシフト例を見てみましょう。
- 04:00 起床
- 04:30 出社
- 04:50 空港到着
- 05:45 準備
- 06:00 空港オープン
- 06:15 カウンター業務
- 10:00 休憩
- 11:00 カウンター業務
- 14:15 勤務終了
参考
グランドスタッフの1日・生活スタイル|職業情報サイトCareer Garden
グランドスタッフの仕事になるためのルート
将来グランドスタッフになりたいと考える人は、どのようなルートをたどればグランドスタッフとして働けるようになるのでしょうか?
航空系専門学校・短大に進学する
グランドスタッフになるには、必ず大卒でなければいけないというルールはありません。短大や専門学校へ進学し、グランドスタッフになることも可能です。
一般的な4年制大学に進学する
グランドスタッフに特別な資格やスキルは必須ではありませんが、語学力がなければ務まらないことは言うまでもありません。4年制の大学に進学し、留学を経験して語学力を高める学生も多く、進学する学部や学科で違いは出てきません。
就職先は?
グランドスタッフは航空会社に勤務するものだと思われていますが、現在は大手航空会社の場合、人件費を削減する流れもあり航空会社のグループ企業が採用活動を行っています。また航空会社の孫会社や、空港に乗り入れているバス会社、観光会社などが採用しているケースもあります。
グランドスタッフの仕事に必要なスキル
グランドスタッフになるには2つのスキルが重要になります。
英語力
航空会社に就職を希望する場合、必要不可欠なのが英語力です。空港には世界各国のお客様がいますので、英語ができないとなると仕事に支障が出ます。会社によっては「英語検定試験2級、またはTOEIC550点から600点以上」という規定があるケースも。英語力に関してはできるだけ準備し、スキルとして身につけておく必要があります。
コミュニケーション力
グランドスタッフはサービス業です。お客様とのコミュニケーションが重視されるため、コミュニケーション力が問われます。「接客サービスマナー検定」や「秘書検定」などの資格の勉強を通して、ビジネスマナーやクレームへの対処方法を習得することができます。ホスピタリティの心を持ち、コミュニケーション力を最大限に発揮してこそ、グランドスタッフになるための一歩になるのです。
まとめ
現在、各航空会社は経費削減に努めています。グランドスタッフを社員としてではなく契約社員の形態、もしくは派遣社員をグランドスタッフとすることも多く、道のりは決して楽ではありません。それでも諦めずにチャレンジすることは大切です。在学中にサービスに関する知識や語学力をつけ、万全の態勢で採用試験に臨めるよう準備をしておきたいものです。
参考
CA(客室乗務員)やグランドスタッフになるには|【Sky Passport(スカイパスポート)】
航空会社の総合職の仕事内容について【ANAとJALを比較】 | JobQ[ジョブキュー]
グランドスタッフの仕事内容・なり方・給料・資格など|職業情報サイトCareer Garden
CA、GSの違いは?それぞれの仕事のやりがいは?エアライン業界について詳しく知りたい!|進路のミカタ