言語聴覚士になるには?資格取得ルートや年収をわかりやすく解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

言語聴覚士の仕事先の種類

子供から高齢者を支える言語聴覚士は、どのような現場で仕事をしているのでしょうか。仕事先の種類をそれぞれご紹介します。

医療系

言語聴覚士が多く活躍している場は医療施設です。特に、リハビリテーション科がある総合病院やリハビリテーションセンターでは多くの患者のサポートが必要とされています。また、耳鼻咽喉科や歯科。小児科や口腔外科などでも訓練やアドバイスをすることもあります。

教育系

障がいを持つ子供がいる、特別支援学校や小児療養センターでの訓練でもサポートは必要。言語聴覚士が活躍しています。小中学校で支援することもあります。

福祉・介護系

特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどでは、食べることや話すことが困難な高齢者をサポートしています。認知症専門施設も就職先のひとつ。日常における困難を補助し、患者さんに寄り添う大切な仕事です。

1日の流れ

医療施設で働いている言語聴覚士であれば、医師や看護師などとミーティングを行った後はほぼ、患者さんのリハビリ訓練をして過ごします。救急の患者さんの応急処置をすることもないので、その点では勤務時間に変動はあまりない環境だと言えるでしょう。福祉施設や高齢者施設などの場合は、勤務体制がそれぞれ大きく変わるので、勤務先によって違いが出てくるでしょう。

言語聴覚士のやりがい・魅力

患者さんに寄り添う言語聴覚士は、どんなやりがいがあるのでしょうか。これから目指す人にとっての道しるべとして参考にしましょう。

仕事に就きやすい

言語聴覚士の多くは医療現場で活躍していますが、そのほかにも幅広い施設で人材が求められています。就職しやすい職業だと言えます。

キャリアアップを目指せる

リハビリの現場ではさまざまな資格を持った人が活躍しており、作業療法士や理学療法士といった関連資格を取得することでキャリアアップを図ることが可能です。

患者さんとのコミュニケーション

言語聴覚士は、患者さんとのコミュニケーションをとる力が求められる仕事です。患者さんが回復していけば、ともに喜びを分かち合いことができます。