国家公務員になるために必要な学歴
それでは、国家公務員になるにはどのような学歴が必要なのでしょうか。これまでも職種や年収についてご紹介するにあたり、学歴に分けて説明してきました。そこからも分かるように、国家公務員の仕事は学歴によってどのような仕事に就けるかが変わってきます。お子さんになりたい職種の希望がある場合、それに必要な学歴に手が届かなかったということのないように、どの職種にどれくらいの学歴が必要なのかを知っておきましょう。
高卒は必須、より高い年収を目指すなら大学院まで
一般職と専門職であれば、高校卒業資格で受験することができます。つまり国家公務員を目指すなら、最低でも高卒以上の資格が必要ということです。
大卒であれば総合職、一般職、専門職、どの職種でも試験を受けることができます。ちなみに同じ一般職や総合職でも、高卒者と大卒者では試験の内容が異なり、その後の年収にも差が出てきますので、より高い年収を目指す場合はやはり大学を卒業しておいた方が安心でしょう。
国家公務員総合職は大卒者と院卒者が受験することができ、こちらも大学と大学院のどちらを卒業したかによって試験は異なります。大卒よりも院卒の方が年収が高くなる傾向にありますので、こちらもより高い年収を目指すなら大学院まで卒業しておくことをおすすめします。
合格者の多くは難関大学の出身者
それでは、具体的にどこの大学を目指せばいいのでしょうか。プレジデントオンラインが発表した2018年度 国家公務員総合職試験出身大学別合格者数によると、上位大学はこのような顔ぶれになっています。
(参照元:2018年度 国家公務員採用総合職試験結果|旺文社教育情報センター)
これを見ると、やはり国立大や難関と言われる私立大学が多いことが分かります。より高度で年収の高い職種に就くためには、国内トップクラスの大学を卒業しておく必要があるということです。国家公務員総合職を目指す場合はこのことを頭に入れて、子供のころの過ごし方を考えた方がいいでしょう。
まとめ
今回は、国家公務員の職種や年収、やりがいや必要な学歴についてまとめてご紹介しました。必要なポイントはいろいろとありますが、何よりも大切なのはお子さん自身のモチベーションです。
よく話し合いをして、お子さんがやりたいことはなんなのか、それは本当に国家公務員で実現できるのかを確認しましょう。そうすれば親子共に目標の共有ができ、協力して国家公務員を目指していけるはずです。お子さんと気持ちを1つにして、就職までの長い道のりを共に歩みましょう。
参考
【2019年最新】国家一般職の年収は結局いくらなのか?!|KomuInfo
【最新】労働基準監督官の年収は低い?月収、初任給、合格者数をまとめました!|komuInfo
【最新】財務専門官の年収は低い?月収、初任給、採用人数をまとめました!|KomuInfo
【最新】国税専門官の年収はいくら?月給・初任給をまとめました!|KomuInfo
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