アイドルになるためのルート
アイドルの仕事内容について紹介してきました。ここからは、アイドルになるための具体的な方法について紹介します。
ルート①オーディションを受ける
まずは芸能プロダクションに所属するため、プロダクション主催のオーディションが行われていないか調べましょう。
オーディションは、ライバルの活動を見るチャンスでもあります。自分のレベルを知る意味でも「経験」としてもおすすめです。
また、オーディションに受かったからといってすぐにアイドルとして活動するわけでもなく、しばらくはデビューに向けてレッスン漬けになります。すぐにアイドルとして活動をしたい方は、すでに存在するアイドルグループの追加メンバーなどのオーディションに応募してみるのも一つの方法です。
ルート②養成学校に入る
養成学校はアイドルにとって必要不可欠なダンスや歌を本格的に学べる場でもあります。さらに養成学校に入る大きなメリットは、養成学校が芸能プロダクションによって運営されていることが多く、学校卒業後にそのまま芸能事務所に入れる可能性が最も高いということです。
しかし養成学校は、誰でもすぐに入れるわけではありません。養成学校は芸能事務所主催のオーディションなど必要条件をクリアした人のみ入ることができます。
ルート③スカウトされる
スカウトと聞くと、「見た目重視」と思われる方も多いことでしょう。確かに昔なら美しい見た目やオーラによってスカウトされるということが多かったかもしれません。
しかし、時代は変わり今やSNSの時代です。スマートフォンがあれば自分自身を売り込む方法はいくらでもあるので、昔に比べれば格段とチャンスは多いと言えます。
また、スカウトされたからと言って有頂天になってはいけません。悪質なスカウトマンもいるので、まずは相手の存在を疑うことも忘れてはいけません。
アイドルの年収・平均給与について
年収・平均給与
一口にアイドルの給与と言っても、月に数万円程度から数百万円と幅広くなっています。アイドルの給料は、所属する芸能プロダクションによって違い、「固定給」のところもあれば、「歩合制」のところもあります。
年収については、人気アイドルともなれば固定給に歩合制が加わり、年収数千万円稼ぐ人がいるとも言われています。一方、駆け出しアイドルなら他のアルバイトを掛け持ちしながら活動を行うということも珍しくはありません。
また、ある程度の収入が入るようになったとしても、翌日に急に収入がなくなるという話もよくあるもの。アイドルや芸能界の仕事は、給与に関しては不安定な職業と言えます。
キャリアアップするための方法
先ほども少し触れましたが、地道にコンサートなどでファンを拡大した後、テレビ番組などのメディアに出演し、アイドル以外の仕事をするようになることが将来的に重要です。
アイドル卒業後はソロデビューとして歌手を続けるか、女優やタレント、モデルへ転身することが考えられます。
そこで重要になってくるのはまさに「個性」です。アイドル全盛期の今、アイドルの数は年々増加していることは間違いありません。その中で「個性」をどのように押し出せるかは重要です。
しかし、「個性」だけでは仕事の依頼は増えません。自身がアイドル活動を経て、その後目指す仕事があるのなら、メディアの仕事を大切にこなし、スタッフの方や仕事に関わる人と絆を深めていく「協調性」も大切です。