資格選びのポイント
ビジネスに関連する資格について見てきましたが、ここでご紹介したもの以外にも世の中には多くの資格が存在します。それらを見極めるポイントはどこにあるのでしょうか。
認定している団体に注意する
注意すべきなのは、認定している団体です。中には知名度の低い一般社団法人や民間企業が認定している資格もあります。「就職に有利」、「開業できる」などとうたわれていたとしても、それらを簡単にはうのみにしないほうがいいでしょう。そのような情報の発信者は誰なのかを知らなければなりません。
たとえ国家資格であっても、独占業務が認められているかどうかで有用性の判断は変わってきます。
取得する目的を明確にする
資格を取得する目的を明確にすることも重要です。中には、就職や収入のアップではなく、勉強する過程で得られる知識を重視する人もいます。子供に資格の取得について相談されたときには、何を目的とするのかを互いに整理しながら話すことができればいいでしょう。
おわりに
ビジネスに関連する資格の種類や、資格を選ぶ際のポイントについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。世の中には資格と名のつくものが星の数ほどあります。それらを見極める目を養うことは、資格に限らず、世の中の情報を取捨選択するリテラシーを身につけることにもつながるはずです。
参考
取得したい資格ランキング|日経キャリアNET
試験に関するデータ|MOS公式サイト
宅建の合格率は?出題範囲や難易度を解説!|資格の学校TAC
不動産鑑定士試験制度|LEC東京リーガルマインド
土地家屋調査士の試験制度 |LEC東京リーガルマインド
基本情報技術者試験の合格率は?難易度と勉強時間の目安まとめ|プロエンジニア
IT系初の士業!?情報処理安全確保支援士試験の登録制度概要と難易度|プロエンジニア
TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2018|iibc-globa,P5 『TOEIC L&R受験者数推移(1979〜2017年度)』
受験の状況 英検|公益財団法人 日本英語検定協会
職業資格 変わる活用法|日本経済新聞
職業資格の取得とキャリア形成に関する調査|労働政策研究・研修機構
「足の裏の米粒」と揶揄される国家資格とは|日経ビジネス
ビジネス系資格一覧| BrushUP学び
仕事やビジネスだけじゃない! 資格・検定は “子どもの教育” にも役に立つ。|こどもまなびラボ