ビジネス関連の資格にはどんなものがある?見定めるポイントは? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

不動産

宅地建物取引士

「宅地建物取引士」は主に不動産取引を担う国家資格です。宅建という略称で広く知られています。先にもご紹介した日経新聞によるアンケート調査「取得したい資格ランキング」では5位にランクインしています。

参考
取得したい資格ランキング|日経キャリアNET

毎年の受験者数が20万人を超える人気の資格で、合格率は例年15〜17%程度で推移しています。

宅建の合格率は?出題範囲や難易度を解説!|資格の学校TAC 参考

不動産鑑定士

「不動産鑑定士」は、不動産の鑑定評価やコンサルティング業務を担う国家資格です。独占業務が認められています。不動産会社で働く人のほかに、独立開業する人もいます。

試験は短答式と論文式の二段階選抜方式で、合格率は短答式が約30%、論文式が10〜15%ほどで推移しています。

参考
不動産鑑定士試験制度|LEC東京リーガルマインド

土地家屋調査士

「土地家屋調査士」は、不動産の表示に関する登記申請手続きや土地、家屋の調査、測量などの業務を担う国家資格です。

受験者数は5,000人ほどと国家資格の中では比較的少ない人数となっています。合格率は例年10%弱で推移しています。

参考
土地家屋調査士の試験制度 |LEC東京リーガルマインド

IT

基本情報技術者

「基本情報技術者」は、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家資格です。プログラマやシステムエンジニアの登竜門的な位置づけとされています。

ここ数年の受験者数は5万人前後で、合格率は20〜30%ほどで推移しています。

参考
基本情報技術者試験の合格率は?難易度と勉強時間の目安まとめ|プロエンジニア

情報処理安全確保支援士

「情報処理安全確保支援士」は、サイバーセキュリティ分野の国家資格で、インフラ事業者や企業へのサイバー攻撃に対処できる人材を育成しようと2016年に開始されました。合格率は11〜12%ほどで推移しています。

参考
IT系初の士業!?情報処理安全確保支援士試験の登録制度概要と難易度|プロエンジニア

英語

TOEIC

英語関連の資格として高い知名度を誇るのがTOEIC(Test of English for International Communication)です。ビジネスに関連した英語の能力を測るテストで、出題はリーディングパートとリスニングパートに別れています。

試験はほぼ毎月実施され、2017年度の受験者数は約248万人に達しました。

参考
TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2018|iibc-globa,P5 『TOEIC L&R受験者数推移(1979〜2017年度)』より

実用英語技能検定(英検)

「実用英語技能検定」は、英語の総合力を測る試験で、英検の略称で広く知られています。関連試験の英検IBA、英検Jr. を含めた2017年度の志願者数は合計で366万人に上り、そのうち中学生・高校生が280万人を占めます。

参考
受験の状況 英検|公益財団法人 日本英語検定協会

レベルは5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級と分かれています。