メイクセラピー検定の試験内容
それではメイクセラピー検定の試験内容をそれぞれご紹介します。
まずは全級とも、筆記試験は心理関連(化粧心理学・メイクセラピー的心理学)、コミュニケーション(人間関係論)、色彩関連(色彩心理学・色彩学・パーソナルカラー概論)、メイクアップ関連(皮膚学・スキンケア概論・メイク理論)、カウンセリング関連(カウンセリング概論)から出題されます。
2級~特級には、実技がプラスされます。実技はクライアント役のモデルに、メイクセラピー手法による半顔メイクを施すことになります。
試験方法や時間、もらえる称号は、各級異なります。
3級
筆記試験(マークシート)で、試験時間は60分です。「認定メイクセラピーガイド」の称号がもらえます。
インターネット、もしくは受験願書で申し込み、検定料を払うと、試験日の10日前に受験票と試験問題が発送されます。答案用紙の返送は、試験日翌日の消印まで有効です。試験日後30日ほどで、結果が通知されます。合格者には認定証も交付されます。
2級
筆記試験(マークシート+記述式)と実技試験で、試験時間は90分(筆記60分+実技30分)です。「認定メイクセラピーアドバイザー」の称号が得られます。
実技では、試験管からオーダーが発表され、オーダー通りにモデルに半顔メイクを施します。マナー関連(身だしなみ、表情・姿勢・言葉使い)、メイクアップ関連(パーツバランス・色の印象・コスメの質感・仕上がり・オーダーとの合致)に分けて、評価されます。
不合格した場合、筆記と実技ともに、次回検定の免除システムがあります。
1級
筆記試験(マークシート+記述式)と実技試験で、試験時間は90分(筆記50分+実技40分)です。「認定メイクセラピープロデューサー」の称号がもらえます。
同じ日に筆記試験と実技試験を行います。各自がモデルを用意し、クライアントに見立ててオーダーを引き出し、ベースメイクから半顔メイクを仕上げます。
2級の評価項目に加え、カウンセリング技術やコミュニケーションの取り方も評価対象になります。
こちらも不合格した場合、筆記と実技共に、次回検定の免除システムがあります。
特級
筆記試験(マークシート+記述式)と実技試験で、試験時間は80分(筆記30分+実技50分)です。「認定メイクセラピメイクの仕上がりが求められあスト」の称号がもらえます。
試験内容や評価項目は1級と同じです。1級よりも高度なカウンセリング技術とメイクの仕上がりが求められます。
メイクセラピー検定の受験対策におすすめな勉強法
独学をする場合、筆記についてはメイクセラピストジャパン(MTJ)が発行するメイクセラピー公式テキストがありますので、そちらで勉強するのが有効です。
3級と2級は、メイクセラピストジャパン(MTJ)によってeラーニングや通信講座もあります。メイクセラピストジャパン(MTJ)意外でも、関連講座のスクールもあります。こういったものを活用すると勉強も進むでしょう。
実技対策は、実際にモデルにカウンセリングやメイクアップを何度もトレーニング行うことをおすすめします。
参考