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メイクセラピーとは、心理カウンセリングの手法を取り入れたメイクアップの技法。メイクセラピストとしてサロンを経営したり、美容師やメイク・エステなどの美容業界、ブライダル業界、医療や福祉業界でセカンドライセンスとして活用している方がいます。
今回はメイクセラピー検定について、資格や試験内容を詳しくご紹介します。
もくじ
メイクセラピー検定とは?
メイクセラピー検定はただ外見をキレイにするだけではなく、心理カウンセリングを行いながら、メンタル面のサポートをする技術を身につける資格です。
メイクセラピー検定の種類
メイクセラピー検定とは、一般社団法人メイクセラピストジャパン(MTJ)のメイクセラピー検定事務局が認定する民間資格です。
検定試験は「メイクセラピー的心理学」「コミュニケーション」「化粧心理学」「メイク理論」「色彩学」等の中から出題され、「3級、2級、1級、特級」まであります。3級は筆記のみですが、2級~特級は筆記に加えて実技試験もあります。
参考
メイクセラピーのメイクアップ技法
化粧療法の一環として位置づけられるメイクセラピー。メイクをすることで、「なりたい自分になる」ためのお手伝いをします。印象を変えることが、メイクセラピーの目的です。
メイクセラピーでは、「パーツバランス(眉や目、鼻、口、輪郭などの分析と、錯視効果の利用)」「色彩(色彩学や色彩心理学、パーソナルカラーを活用)」「コスメティックの質感」の3つを考慮してメイクアップを行います。それだけの知識が必要であり、さらに心理的なケアや行動のサポートも一緒に行います。
メイクセラピーの流れとしては、まずはクライアントに「なりたい自分像」をじっくりと聞き出します。オーダー通りのメイクを半顔に施し、今までのメイクと比べ、新しい魅力を引き出します。
メイクを施してもらっても、クライアント自身が自分で新たなメイクができるようになる必要があります。そのため、もう半分の顔には、クライアント自らがメイクできるようテクニックを伝えながらメイクを施します。コミュニケーション、振る舞いなども含め、オーダー通りのなりたい自分になれるよう、サポートします。
メイクセラピー検定は難しい?難易度・合格率について
気になるメイクセラピー検定の難易度について見てみましょう。
難易度と合格率
一般社団法人メイクセラピストジャパン(MTJ)によると、メイクセラピー検定の合格率は以下の通りです。
3級…約90%以上
2級…約50~65%
1級…約20~30%
特級…約10~20%
(引用元:よくある質問|一般社団法人メイクセラピストジャパン)
3級は筆記のみのテストで、合格率も90%以上と高くなっています。2級からは実技テストも加わるので、難易度も上がります。現場で経験を積まないと分からない問題もあるので、経験や知識が必要になります。
メイクセラピー検定が役立つ職業例
メイクセラピー検定を取得すると、役立つ仕事をご紹介します。
美容部員・美容師・ヘアメイクスタイリスト・エステティシャン・ブライダルコーディネーター、医療福祉分野では看護師・介護士・歯科衛生士・心理カウンセラー・理学療法士・作業療法士、一般企業の人事・営業など、活躍の場はますます広がっています。
(引用元:よくある質問|一般社団法人メイクセラピストジャパン)
美容業界はもちろん、ブライダル、医療、福祉から、一般企業といった場所にも活躍の場が広がっています。