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企業の経理関係の部署に入りたい場合、有利になるのが商業経済検定という資格です。この記事では商業経済検定の種類や合格率・受験対策・受験情報をご紹介します。また、勉強法やおすすめの問題集も紹介していくので、商業経済検定を受験しようと考えている方や商業経済検定に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
もくじ
商業経済検定とは?
商業経済検定は公益財団法人全国商業高等学校協会が運営している民間検定です。商業高校で学んだ内容を理解しているかを確かめる検定なので、大学の講義ほどの専門知識は必要ありません。大人でも受験することができますが、一般的には高校生が対象となります。
商業経済検定の種類
商業経済検定は3級から1級まであり、3級を取得する場合はビジネス基礎という科目を受験する必要があります。2級と1級はを取得する場合の検定科目は、下の表のようになっています。
検定科目 | マーケティング | 2科目取得で1級
1科目取得で2級 |
経済活動と法 | ||
ビジネスA | ||
ビジネスB |
(商業検定試験|公益財団法人全国商業高等学校協会 より筆者作成)
商業経済検定は級が上がると難しい問題に変わるのではなく、合格した科目数によって取得できる級が変わります。商業経済検定1級を目指しているのであれば、自分が得意とする科目以外も受験してみるのもいいかもしれません。
商業経済検定は難しい?レベル・難易度について
商業経済検定は一般的に難しいのでしょうか。合格基準や合格率・必要な勉強法について解説していきます。
商業経済検定の合格基準と合格率
各教科とも100点満点中70点以上取れば合格します。2019年2月3日に実施された商業経済検定の合格率を見ていきましょう。
科目 | 合格率 |
ビジネス基礎 | 61.2% |
マーケティング | 46.4% |
経済活動と法 | 50.8% |
ビジネス経済A | 53.0% |
ビジネス経済B | 53.7% |
1.2級科目合計 | 49.2% |
総合計 | 53.0% |
(平成30年度(第33回)商業経済検定試験申込者・受験者・合格者数一覧表(平成31年2月3日実施)|公益財団法人全国商業高等学校協会 より筆者作成)
3級のビジネス基礎の合格率が6割であるのに対し、1、2級の合格率は合わせて5割程度です。特にマーケティングは46.4%と低い数字になっています。合格率はあくまで参考程度にし、自分が学びたい科目を受験しましょう。
商業経済検定で合格するためのコツ
商業経済検定の勉強する内容は受験する科目によって異なります。合格に必要なコツは、満点を目指そうとしないことです。できる問題はミスなく正解することが大切です。そのためにはまず暗記が必要です。1日で頭に詰め込むのではなく、計画的に繰り返し暗記することが大切。ある程度暗記したら、例題や過去問を解いていきましょう。
答え合わせをして間違えた問題はテキストを開き、もう一度おさらいしましょう。本番前までに問題集は2周こなしておきたいところです。また、参考書や問題集はそれぞれ1冊に絞り、同じ参考書や例題集を繰り返し解くことが大切です。
人間の脳は1回覚えただけだとすぐに忘れてしまいます。物事を繰り返し暗記することで記憶となり、脳にインプットされます。知識量にもよりますが、遅くとも受験の2週間前から勉強を始めた方がいいでしょう。