食生活アドバイザー対策
食生活アドバイザーは誰でも受験することはできますが、簡単な試験ではありません。それでは、どのように対策を進めればいいのでしょうか。最後に食生活アドバイザーの試験対策の方法をご紹介します。
公式テキストで勉強する
自分自身のペースでじっくりと学習に取り組みたいと考えている人は公式テキストで独学にチャレンジするとよいでしょう。
FLAネットワーク協会からは、基礎的な内容をまとめた2級と3級向けの公式テキスト&問題集がそれぞれあるほか、2、3級の試験で出題される範囲の重要な用語をまとめた公式重要用語辞典が販売されています。
受験を考えている級に該当するテキストを購入して、勉強しましょう。
また、これらのような一般書店やインターネットで購入できるテキストの他にも過去2年間、合計4回の過去問題が掲載された『食生活アドバイザー®検定試験 科目別過去問題集』がFLAネットワーク協会から販売されています。この問題集は、受験案内に同封されている専用払込用紙に必要事項を記入し、代金を振り込むことで入手できます。
参考
通信講座を利用する
一人で勉強するのが不安な人は通信講座を利用するといいでしょう。一人であるとサボりがちな試験勉強も、通信講座に取り組み、体系立てて学んでいくことで日々取り組むことができるでしょう。
ここではおすすめの通信講座を2つご紹介します。
U-CAN
テレビのCMでもおなじみのU-CANも、食生活アドバイザーの資格試験をサポートしています。
分かりやすい教材であることはもちろんですが、U-CANの魅力はなんといっても、書籍の教材だけではなく、同じ内容がスマホやタブレットでも見られるように環境が整えられていることでしょう。これによってどこでも手軽に学習を進めることができます。
さらに、テキストで学んだ内容をすぐに活かせるレシピ集もあるため、すぐに家で実践することも可能です。また、分からない点についてはメールや郵送で質問できるため、万全のサポート体制で試験に臨むことができるでしょう。
U-CANの標準学習期間は4ヶ月で、この中で、3回添削を受けることができます。2級からは記述問題も試験に出題されるため、この添削は本番に向けたよい練習となるでしょう。4ヶ月といわれると、期間内に学習が終了するか不安な人もいるかもしれません。U-CANでは、受講開始から12ヶ月間は全てのサポートを受けることができるため、何らかの理由で学習が遅れた人も安心して勉強をすることができます。
費用は一括払いで39,000円。3,300円の12回払い(合計39,600円)の分割支払いを選択することも可能です。独学よりも高い費用がかかりますが、充実した内容を考えると妥当な金額といえるのではないでしょうか。
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産業能率大学
ご紹介する二つ目の通信講座は産業能率大学の講座です。産業能率大学は、1925年に創立された歴史ある教育機関です。90年以上に渡る豊富な学習プログラムの開発実績が評価され、産業能率大学の通信講座は、多くのビジネスマンパーソンが利用しています。
食育アドバイザー資格は産業能率大学が提供する通信講座の一つ。産業能率大学の魅力は公式テキストの理解を深めるために、補助教材『スタディ・ガイダンス』があるのが特徴です。
『スタディ・ガイダンス』では、公式テキストで学んだ内容を書いてまとめ、図で示すことで知識の定着を図ります。もちろん、テキストや添削内容などについて不明な点があれば、質問票で質問もできます。
費用は3級は20,520円、2、3級の併願は22,680円とU-CANよりも費用は安くなっています。ただし、いずれも平均受講期間は2ヶ月で、4ヶ月までしかサポートを受けることができません。これはU-CANよりも短い期間。期間内に学習を終わらせる自信がない場合はU-CANの方がおすすめといえるでしょう。
参考
食生活アドバイザー 特集 | 学校法人 産業能率大学 総合研究所
食生活アドバイザー通信講座一覧 | 学校法人 産業能率大学 総合研究所
練習問題を解いてみる
まずは自分がどの程度の実力があるか知りたいという人におすすめなのが、Webで簡単に受けることができる模擬テストに挑戦することです。
独学か通信講座か、学習スタイルで悩んでいる場合は、この練習問題を解いて、雰囲気をつかんでから独学で学ぶのか、通信講座を受講するのか決めるといいでしょう。
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まとめ
今回は食生活アドバイザーについてご紹介しました。食の安全や健康といった問題は私たちにとって身近で重要な問題であるとともに、社会でも関心が高まっています。資格で得た知識をさまざまな職種で活かすことができるでしょう。
食や健康問題に感心があり、将来関連する仕事に就きたいと考えている学生にとって、食生活アドバイザーの検定試験はとてもいい機会となるでしょう。
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