校正者になりたい人必見！校正技能検定試験に関するまとめ

校正者を目指す人にとって欠かせないのが校正技能検定試験です。校正技能検定試験は、1966年に日本エディタースクールが主催して設けられた試験です。

校正の業務は、書籍などの内容を不備のないものにするために仕上げを行う大切な仕事です。出版界のみならず一般企業などでも校正の業務は重要性を増しています。

この記事では校正技能検定試験に関する情報をまとめました。校正技能検定試験の受験を検討されている方、その保護者の方はぜひ参考にしてください。

校正技能検定試験とは？

1966年に設立された校正技能検定試験。校正技能検定は以下のように定義づけられています。

校正者の基礎技能および基礎知識の審査を行うことにより、校正技能を向上させるとともに、その社会的ならびに企業内部における地位を高め、もって出版文化の向上に寄与する

校正技能検定を受験しようというときに、気になるのはその難易度や勉強方法です。ここでは校正技能検定の難易度や勉強時間の目安についてご紹介します。

校正技能検定を主催する日本エディタースクールでは、第8回～直近の第153回までの実施状況をホームページで公表しています。

上級の合格率は実施年によって大きく異なっているのが分かります。

特に2017年は27.4％であったのに対し、2018年には45.2％にまで上昇しています。

中級の合格率は30％台前半から40％台前半で推移しています。

受験者数は女性の方が圧倒的に多いのが特徴です。

校正技能検定を受けるための専門学校では、準備期間として約8ヶ月を設けています。

参考

校正技能検定を受験するには、校正の現場で必要な専門知識を覚えなくてはいけません。

今まで校正の世界に足を踏み入れたことのない人は、それ相応の勉強時間が必要になるといえるでしょう。