バイヤーとはどんな職業？仕事内容や収入、必要なスキルを解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

バイヤーになるには？

実際にバイヤーになるにはどのようなステップを踏めば良いのでしょうか？　バイヤーになるための方法を3つご紹介します。

バイヤーになるためには、まずバイヤーが必須な業界へ就職しなくてはいけません。バイヤーになるために必要な資格はありませんが、希望する業界に対する知識が豊富であればそれに越したことはありません。希望する業界に関係する専門学校などを卒業して就職するケースが多いといえるでしょう。

フリーランスで働くには相当な実績と経験が求められるので、まずは企業に就職するのが一般的です。

バイヤーには経験が必須になります。そのため、新入社員をいきなりバイヤーにすることはほとんどなく、通常は現場＝売り場で販売員として接客を学ぶところから始まります。

現場でしかわからないその店の客層や売れ筋の商品などを勉強した上で、少しずつ商品の発注などを担当します。その工程で得た知識や経験を活かして、バイヤーになることができるのです。

バイヤーに求められるスキルは主に3つあります。

これらは経験に基づいているものが多く、一朝一夕で身に付くものではありません。ファッション業界ではセンスは絶対不可欠ですし、売り上げを細かく分析するにはある程度数字に強くなる必要もあります。

また交渉力はコミュニケーション能力に通ずるところもあり、堂々と交渉ができるような知識と経験に裏打ちされています。

現場で経験を積んでいく中で少しずつスキルを身に付けてバイヤーを目指すのが一番の近道かもしれません。

バイヤーは豊富な経験とスキルが基礎となる職業です。新卒後すぐになれる職業ではありませんが、やりがいのある素晴らしい職業の1つです。

時間がかかる＝この先の仕事の糧と考え、地道に努力していくことが最も重要な心構えといえるでしょう。