花屋になるならあった方が良い資格
花屋になるのに資格は必要ありませんが、あった方が有利に働くことがあります。万能ではありませんが、ないよりはあった方が仕事に役立つでしょう。
普通自動車免許
花屋の仕事は、来店する人に接客するだけではありません。花の仕入れや配達、ホテルなどの会場を装飾するときの移動に欠かせないのは車です。自動車があることで、行動範囲が広がります。
直接花に関する資格ではありませんが、実際の店舗を構えて花屋をするのであれば、最も重宝する資格になるかもしれません。
フラワーデザイナー
日本フラワーデザイン協会が実施しているフラワーデザイナーの試験があります。1級から3級の3つがあり、段々とレベルが上がっていきます。
受験するには、全国に約350校ある日本フラワーデザイン協会の認定校に入学してレッスンを受ける必要があります。
そして、3級に合格すると日本フラワーデザイン協会に入会することができ、フラワーデザインの有資格者であることが認められます。(退会すると資格も無効化します。)1級まで合格すると、申請すれば全国の日本フラワーデザイン協会認定校の講師になることもできます。
参考
フラワーデザイナーの資格取得ステップ|日本フラワーデザイン協会
フラワー装飾技能士
厚生労働省が定めた計画に基づいて中央職業能力開発協会が実施する国家試験の中に、フラワー装飾技能士があります。れっきとした国家資格で、初級の3級、中級の2級、上級の1級、管理者の特級の4つに区分されています。
試験は学科と実技に分かれています。学科試験では、フラワー装飾の歴史や活用方法、装飾用語、造形に関する基礎理論、ブライダルブーケの製作方法、植物に関する知識などが問われます。
実技試験では、デザインプランの作成から花束やブライダルブーケ、コサージ、アレンジメントなどができるかどうかが試されます。
参考
フラワー装飾技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目|厚生労働省職業能力開発局