官公庁で働く人の適性
正義感を持つ人
1府12省庁で働くにしろ、地方の区役所で働くにしろ、共通して持っておきたいのは、正義感。公務員は、基本的に法律や条例に基づき「公平」かつ「公正」に業務を進めなければなりません。法律や条例下においては、基本的に例外や特例というものはありません。一度、例外を認めてしまえば、ほかの人にも適用しなければならなくってしまうからです。
しかし、国民の実情に即してみれば、法律や条例自体の制定内容に無理が生じているのかもしれません。もし無理があるのであれば、住民の声を上に届け、ルールの改正を訴えるべきかもしれません。この意味においても、正義感を求められる職種だと言えます。これは1府12省庁でも、地方の区役所でも共通。要職に就いた人が正義感を持って働くことは、国家にとって重要なことです。
公のために働ける人
自分の身の回りのことばかり考えている人は、官公庁に向いていないかもしれません。「自分だけ良ければいい」といった考え方ではなく、「公」、つまり市区町村や都道府県の国民のことを考えて行動できる人は適性を持っていると言えるでしょう。「私」より「公」を優先させられる気概を持つ人が国家公務員や地方公務員には適しています。公務員を目指すのであれば、公のことを考え、行動できる人間を目指しましょう。
おわりに
官公庁で働きたいのであれば、地方公務員試験、国家公務員試験の受験を目指しましょう。高卒から院卒まで、学歴に応じた試験区分で受験できます。「とりあえず、公務員であれば」という気持ちではなく、自分の希望の職種、役職に合わせて試験を受けてみてはいかがでしょうか。仕事が公に直結するため、私より公を優先して考えられるような正義感を持つ人にぴったりの仕事です。
参考
地方公務員とは|公務員試験総合ガイド
国家公務員とは|公務員試験総合ガイド
官公庁サイト一覧|政府広報オンライン
官公庁の仕事はどんな人に向いている?向いている人の3個の特徴やキャリアについて解説します|ジョブール
公社・団体・官公庁|マイナビ進学
国家公務員総合職の概要|公務員試験総合ガイド
国家公務員試験1種と2種の受験資格と試験内容を解説|国家公務員試験1種2種の受験資格と試験内容