英検3級を受ける子供に親ができること
小学生のお子さんが英検3級を受験するのであれば、かなりの勉強量が必要です。子供に勉強を押し付けすぎると子供のやる気をなくしてしまう可能性もあります。英検3級を受けるお子さんに親ができることを解説します。
参考書は買いすぎない
「絶対に英検3級に合格させたい!」「子供に頑張ってもらいたい!」 と思って参考書を買いすぎてはいけません。
参考書を買いすぎると
- どれから始めたらいいのか分からない
- あれもこれも覚えなければいけないと思い中途半端になる
- 同じ内容が別の参考書にも載っている
このようなデメリットがあります。勉強をスムーズに進める妨げになるでしょう。複数の参考書を買うよりも、1冊の参考書を完璧に覚えた方が合格への道が近づきます。
勉強は長期計画で
小学生で英検3級を受験するのであれば、勉強時間は十分に確保しておくべきです。中学・高校生が英検3級を受験する場合、学校の授業で基礎はある程度身についています。しかし、小学生の場合は中学生向けの英語に触れる機会が少ないもの。覚えるべき量がかなりあります。
英検3級の勉強内容を2週間程度で詰め込むのではなく、1、2ヶ月余裕を見て長期的学習することをおすすめします。一発で合格しなくてもまたいつでも受験できる、と思わせるような環境づくりが大切です。
子供に英語の勉強を強要しない
日によって仕事のやる気が変わるように、勉強もやる気が出る日とやる気が出ない日があります。子供が英語の勉強にやる気が出ないと感じたなら、無理をして勉強させないようにしましょう。「勉強しなさい!」という言葉は使わない方がいいでしょう。
もし、お子さんが英検3級を受けたくないと言ってきた場合、無理に受けさせる必要はありません。英検3級は年に3回あります。またどこかで受験するか、今後について話し合うのもいいでしょう。
まとめ
小学生が英検3級に合格できる勉強法をご紹介しました。英検3級は一次試験(筆記、リスニング)と二次試験(スピーキング)があり、合格の基準は正確には分かりません。間違いないのは、筆記、リスニング、スピーキングをどれも均等に点数を取る必要があるということです。
また、英検3級に合格するための勉強法は
- 単語は品詞の違いを意識する
- 熟語と文法は例文と一緒に覚える
- 長文読解はスラッシュを入れながら読む
- リスニングは聞くだけではなく音読する
- スピーキングは実戦練習
と基礎をしっかり固めることが大切です。
一生懸命頑張っているお子さんに親ができることは、
- 参考書を買いすぎない
- 勉強は長期計画
- 英語の勉強を強要しない
ことが重要です。
英検3級の勉強法をぜひ実践してみてください。
参考
公益財団法人 日本英語検定協会
英検3級のレベルと合格までの勉強法、面接の対策|旺文社リスニングアプリ 英語の友
英検3級 小学生におすすめの勉強法は?|うちのこいいかも!
長男(小学5年)が英検3級に合格しました!自宅で行った勉強方法は?使用した参考書は?| Fruitful-Steps