YouTuberにおける5つの注意点
YouTuberになるためにはいくつかの注意点があります。ここでは5つのポイントに絞って注意点をご紹介します。
動画の撮影や編集に時間がかかる
動画を撮るのは簡単ですが、編集には非常に時間がかかります。
実際に動画を編集している方にお話を聞いたところ、10分程度の動画を作るとして、1日に2時間から4時間ほどは動画のために必要となってくるとのことでした。この時間は撮影時間が30分〜1時間、そのあとのカット作業、テロップ付け、BGM・効果音付け、OP・ED付け、書き出し、アップ、アップ後のメタ情報付け、終了画面・カード付けまでいれた時間になっています。
(引用元:それでもYouTuberになりたいですか?始める前に覚悟すべき4つのこと | かむなび)
継続して動画を投稿するには、毎日撮影と編集の時間を確保しなくてはいけません。
収益がすぐ発生するわけではない
YouTubeに動画をアップロードしたからといって、誰もがすぐに収益を得られるわけではありません。
過去12か月間の総再生時間が4000時間を超え、登録者数が1000人以上にならないと動画に広告が入らない。かつては再生1回ごとに0.1円入ったが、今は登録者数や再生回数によって変動する仕組みだ。
(引用元:YouTuberも子供が稼ぐ時代 子供が遊ぶ映像で月収500万円も | マネーポストWEB)
これを基に計算すると、月に10万円稼ぐためには、100万回の再生回数がないとダメということになります。登録者が多くいるベテランYouTuberならともかく、始めたばかりの初心者にとっては少々長い道のりになるでしょう。
再生数を増やすにはスキルが必要
動画を投稿するだけではたくさんの人に見てもらえるYouTuberにはなれません。再生数を増やすには動画編集のスキルが不可欠であると言えます。
動画編集は、専用の編集ソフトを使うことで行えます。無料のものから有料のものまでさまざま出ており、手軽に使えるものもありますが、より高度な技術を駆使して凝った動画を作ることもできます。
動画撮影をスタートすると、こうした勉強をする必要があると実感する時がくるはずです。
無名のユーチューバーの場合、ただ思ったまま動画を撮影してアップすれば勝手に流行るというのは難しいため、いかに再生回数を増やす工夫ができるかが、成功するためには重要なポイントとなります。
(引用元:ユーチューバーになるには ユーチューバーなど550種類の職業や仕事を紹介 |Career Garden)
YouTuber講座には怪しいのもある
新しく何かを始めるときに、そのノウハウを知りたいと思うのは人の常です。そこに付け込んで悪質なコンサルやセミナーなどを行う怪しいものがあるということも知っておかなくてはいけません。
これも世の流れかもしれませんが。
「YouTube使った稼ぎ方教えますよ。代わりに100万円払ってね」とか言う怪しいセミナー情報、コンサル情報が近年増えています。
(引用元:ユーチューバー(YouTuber)になるには!スマホ1つでの始め方&基礎知識|マエタビ)
「すぐに」であるとか「確実に」稼げる、というものはこの世の中にはありません。簡単に稼げるように見えても、実は努力に裏打ちされているものがほとんどなのです。そのことを肝に銘じておくことはとても大切なポイントです。
人気になれば批判が来る
『出る杭は打たれる』とはよく言われることわざですが、YouTuberの世界も例外ではありません。YouTubeの動画にはコメント欄があるので、このコメント欄に誹謗中傷が書き込まれることも覚悟しなくてはいけません。
有名になればやっかみ半分で心ないコメントをする人もいるはず。いちいち気にしていては身がもちませんが、批判を受けることもあることを知っておきましょう。
子供がYouTuberになりたい場合は?
子供でもYouTuberとしてデビューすることは可能な時代です。ただし、子供だからこそ親が気をつけてあげなければいけないこともあります。ここでは子供がYouTuberに挑戦したいと言ったとき、親としてサポートすることをご紹介します。
ルールを守って動画を作らせる
動画投稿に関するルールは、子供ではまだ分からないこともたくさんあります。著作権の侵害や迷惑行為なども含めて、親がルールをきちんと教えなくてはいけません。
冷蔵庫に入ってバイト先を閉店に追い込んだ事件や、コンビニおでんに指を突っ込んだ事件を覚えている方も多いでしょう。初めはコーラの一気飲み程度の「やってみた系」動画だったのが、次第に歯止めが効かなくなり、炎上騒ぎになったり周りに多大な迷惑をかけたりして高額な損害賠償を請求されるような事態になったら、一生が台無しです。
(引用元:子どもがYouTuberになりたいと言ったら、 親はどう対応すればいいですか? | 岩崎書店のブログ)
子供の安全に注意する
ネット社会の怖いところ、それは個人情報の管理です。簡単に個人情報がさらされてしまうことに対する恐怖を、子供はまだ知りません。どのような危険性があるのか、ニュースなどを例に挙げ、子供に理解させることが大切です。
動画は静止画よりも個人を判別しやすいソースです。「顔出し」していればもちろんですが、匿名を使ったり顔を隠したりしていても、背格好や動作で個人を特定されて、住所や名前、学校などを知られトラブルに巻き込まれることも。ネット上で個人情報を晒されたりしたら、自分だけではなく家族や友人にも迷惑の及ぶことがあり、大変危険です。
(引用元:子どもがYouTuberになりたいと言ったら、 親はどう対応すればいいですか? | 岩崎書店のブログ)
まとめ
一見好きなことで稼いでいるように見えるYouTuberですが、きちんとした仕事にするにはそれなりの努力が必要です。チャレンジすることは悪いことではありません。メリット・デメリットをきちんと教え、ルールにのっとった活動をすればいいのです。
親がYouTuberに関する情報を知り、子供と対等に話ができるような知識を持つことが求められています。
参考
YouTuberも子供が稼ぐ時代 子供が遊ぶ映像で月収500万円も | マネーポストWEB
それでもYouTuberになりたいですか?始める前に覚悟すべき4つのこと | かむなび
ユーチューバーになるには |ユーチューバーなど550種類の職業や仕事を紹介 |Career Garden
【YouTuberになるには】チャンネル作成から収益化までの流れが分かるYouTubeの教科書 | デスクトップ&ノート完全攻略
YouTuber(ユーチューバー)になる方法【完全版】|YouTuberHack
ユーチューバー(YouTuber)になるには!スマホ1つでの始め方&基礎知識|マエタビ
ユーチューバーの仕事内容 ユーチューバーなど550種類の職業や仕事を紹介|Career Garden
子どもがYouTuberになりたいと言ったら、 親はどう対応すればいいですか? | 岩崎書店のブログ
小学生の「将来なりたい職業」集計結果|日本FP協会