打ち込んだことで得た自信
(韓国人生徒とBBQ会)
休学してフィリピンに1年間滞在したが、1年中仕事していたといっても過言ではない。
単純に仕事していたというよりも、1年中ずっっっと、仕事と隣り合わせと言った方がいいだろうか。
学校の運営としてインターンするにあたり、私は学校の生徒(お客さん)と同じ寮に住んでいた。生徒と同じ部屋の時もあった。学校の生徒は韓国人のみで日本人は私だけ。
夜中業務時間が終わってからも生徒が訪ねてくる。「部屋の電気がつかない」、「体調が悪い」、「隣の部屋がうるさい」など。
コミュニケーションを取るのにも一苦労。韓国人生徒から依頼を受け、フィリピン人の業者を呼ぶ。もう自分が何人なのかを忘れるほどバタバタしていた。
休みの日も、同じだ。
私の良いところであり、悪いところでもあるが、自分が学校の職員であるという事をわきまえていなかった。本来学校運営側は、韓国人生徒やフィリピン人講師を指導したり、監視しなければならない。しかし、私の場合、生徒やフィリピン人のアルバイト講師とは友達のようになり、一緒に食事をして休日も一緒に出掛けていた。
常にお客さんである生徒と一緒。
韓国人上司からは良く怒られた。「Mikoは学校の職員だ。生徒を厳しく指導しろ、取り締まれ、仲良くしすぎるな」などなど。
それでも気にせず仲良くした(笑)
仲良くする分、何かあれば生徒は私を気軽に頼ってくるようになった。学校に対する愚痴や不満をバンバン言ってくれるようになった。
その愚痴や不満を代弁して上司、運営者に告げる。
フィリピン人講師、生徒たちが「〇〇をやりたい!」と言えば、企画をしたし、一緒にクラスを創ったりした。
もう何ができるできないとかの問題じゃなく、不器用なりにもいろいろと取り組んだ。
仕事と隣り合わせで、しんどい時もあったが、終わってみるとものすごい良い経験をしたと思う。
おわりに
今回の記事は割と真面目に書いたと思う!
いつもふざけてばかりだが、たまに真面目なことも書いてみたのだ。
大学5年でもいいじゃない、退学してもいいじゃない、留年してもいいじゃない……。
大切なのはなぜその決断をしたのかと、その決断が正しかったと言えるように頑張れるかだ!