ぼくが大学の授業に行かなかった理由①サークルと出会って - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

大学入学。サークルとの出会い

「求めていた物がここにあった!」

ーーーで、大学に入学して、どうだった?

「そこで一大イベントが起きるね。「サークルとの出会い」っていう(笑)

ーーーそうだった、そうだった(笑)

「もともと、そのサークルのことは調べてて、イベント企画とか興味があったんだ。ちゃんと4月1日に新歓されて、その時の2年の代表の人と3時間くらいサシで話したんだよね。で、その人の実家が自分の家に近いっていう接点もあったけど、同じ学部でめっちゃ頭いい人だって思った。それに、サークルの新歓イベントとかもみて、なかなかちゃんとやってるじゃんって思ったし。安い通販のキャッチじゃないけど“求めていた物がここにあった!”って思ったよね(笑)」

1年生の12月、サークルの代表に

ーーーその年の終わりにはサークルの代表になったんだよね。2〜4年から1人ずつ代表を出すっていうサークルのシステムだった。どういう経緯で選ばれたんだっけ?

「同期で集まって決めたよね。自薦・他薦で、投票みたいな。若干、消去法で決まった感じはあったけど、その時は“やりたい”と思ってやったね。若かったから(笑)」

ーーーそっか(笑)

「なんだろ。でも、よくわかってなかった。」

ーーーっていうと?

「4年間いても、普通のメンバーは代表がやってることって代表以外はわかんないよね。心が老ける感じわかる?(笑)」

ーーー確かに知らないなあ。100人以上いるしね。でも、急に心配事増えるよね。イベント企画だと、実際のイベントにスタッフさんとかサークル外の人とも関わってたし。

「サークル内の人間関係とか、外注スタッフとの折衝や、ディレクションとか。学生が心配するようなことじゃなかったと思う。振り返らないと冷静に評価できないレベルだったね。2、3年後にこうやって冷静に話せるとは思ってなかった。正直、あの大変さがまだ活かせてるとは思わないけど。」

ーーーどう大変だった?

相談できる相手がいなかった。みんな各学年の代表に相談してくる。だけど、僕の相談はどこに!って感じだった。やばいことがあると、代表が処理しなきゃだし。」

ーーー1番大変だったのはいつ?

「4年間通して色々あったけどね……。ある企画は実施するまでに2年くらいかかって、色々と状況が変わったりしたし。代表として最初の仕事だった新歓も大変だったな。1年生の男子があまり集まらなくて。」