ケンブリッジ大学の偏差値が知りたい!留学が与える人生への影響力 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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ケンブリッジ大学は、イギリスの中でもトップクラスの高い教育水準を誇る超名門校です。イギリスにとどまらず、世界大学ランキングでも上位にあり続けるケンブリッジ大学の偏差値とはどのようなものなのでしょうか。そして、入学するためには、どのような対策をすべきか。世界に視野を広げた大学進学について考えます。

ケンブリッジ大学の偏差値

ケンブリッジ大学は、難易度が超難関のイギリスの大学です。

イギリスの大学に、日本の「偏差値」という考え方はありません。なぜなら、日本の大学受験のように、受験生が一堂に会して、同じ試験を受けるという入試制度ではないため、合格者のレベルを相対的に分析することができないためです。

厳密な偏差値は分かりませんが、学業成績条件を勘案すると、日本の東京大学や京都大学と同様と考えられ、偏差値73相当とみられています。ただし、イギリスの入試制度において最も重要視されるのは面接ですので、東京大学や京都大学の試験に合格しても、ケンブリッジ大学に合格できるとは限りません。

ケンブリッジ大学の世界ランキング

各世界大学ランキングで用いられる指標は、ランキングによって使われるものが異なります。

例えば、QS世界大学ランキングでは、教授や学生の質に重点を置いて評価した指標で、これから大学を選ぼうとする学生やその保護者、さらには産学連携を図る企業が参考にできるように作られたランキングといえます。

絶対的かつ普遍的なランキングではありませんので、各世界ランキングは、データの使用目的を明確にして参考にすれば、役立つ情報と言えます。以下に、さまざまな世界ランキングにおけるケンブリッジ大学の順位の一例を挙げてみましょう。

QS世界大学ランキング 2019:6位
Times Higher Education 2019:2位
Financial Times Global MBA Ranking 2019:11位
The Economist Full time MBA ranking 2018:45位

ケンブリッジ大学の設備と特色

イギリス伝統のカレッジ制

ケンブリッジ大学では、イギリス伝統のカレッジ制を採用しています。カレッジ制とは、学生が寝食をともにして学ぶ共同区域で、日本では「学生寮」と訳されます。

しかし、単なる生活するだけの寮ではなく、専門的な教育と資産が独立しているのが特徴で、各カレッジ内では少人数の授業を行い、高い教育水準を保っています。

ケンブリッジ大学には、31ものカレッジが存在し、そのカレッジに通うことが許された者が、ケンブリッジ大学の授業を受けることができるのです。

大学設備と特色

ケンブリッジ大学やカレッジには、各専門分野を学ぶための最先端のコンピューターや研究施設が完備されています。

また、各カレッジで「納本制度」に指定されている図書館が利用することができます。納本制度とは、国内で発行された図書等の出版物を、その国の責任ある公的機関に納入することを発行者等に義務付ける制度。納本された出版物は国民の文化的資産として後世に継承する目的があります。ケンブリッジ大学全体では、合計800万冊の書籍を所蔵しています。

他には、9つの美術館、科学館、博物館があり、学生のみならず一般市民にも開放されています。

注目のコース

スクールは大きく「人文学&社会科学」、「物理化学」、「テクノロジー」、「芸術&人文学」、「生物科学」、「臨床医学」の6つに分かれており、各スクールで約150にもおよぶコースが開講されています。

特に注目のコースは「エンジニアリング」、「心理学・行動科学」、「コンピューターサイエンス」で、その専門分野の水準の高さから、さまざまな組織や団体に世界トップレベルの研究と認定され、中には産学連携を図る企業と強いコネクションを持って研究を進めています。