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大学生になってから、視野が広がり将来の方向性が見えてくることも多いではないでしょうか? しかし、大学をもう一度やり直したいと思っても、受け直すとなると時間も費用もかかります。そんなときにぜひ活用したいのが、大学の編入制度です。今回は編入できる大学一覧と編入のメリット・注意点を中心にまとめました。
もくじ
大学編入とはどういう制度?
編入資格者と大学編入者数
編入とは出身校での取得単位について認定を受け、四年制大学に3年生(または2年生)から入学する制度です。対象となるのは、次の資格を持つ人たちです。
- 大学卒業(見込)者/学士取得(見込)者
- 短期大学卒業(見込)者
- 高等専門学校卒業(見込)者
- 大学2年(あるいは1年)以上在学(見込)で所定の単位を取得(見込)者
- 専門士取得(見込)者
高等学校等の専攻科の過程修了(見込)者
(引用元:文章編:第一章「はじめての編入Q&A」|中央ゼミナール)
2018年の学校基本調査によると、大学への編入学者数は7,841人です。内訳は、短期大学からの編入学者が3,925人、高等専門学校からは2,410人、専修学校からは1,476人、高等学校からは30人です。
どの大学でも編入できるのか?
すべての大学が編入試験を実施しているわけではありません。2017年に中央ゼミナールが全国の私立大学588校を調査したところ、編入試験を実施していた大学は500校ありました。しかし、編入試験を実施している大学でも、以下のような制限があります。
- 同じ大学でもすべての学部学科で編入試験を実施しているとは限らない
- 募集対象を限定する大学学部学科がある
- その年の欠員状況で試験の実施の有無を決める大学学部学科がある
(引用元:文章編:第一章「はじめての編入Q&A」|中央ゼミナール)