大学院大学の修了年数は?
一般的な大学院の修了年数は、修士課程2年、博士課程3年が基本ですが、大学院大学では、その大学院によって異なります。
例えば、政策研究大学院大学の政策研究科の修士課程は、1年で修了するプログラムもあれば、1年半かかるプログラムもあります。一方、古くからある奈良先端科学技術大学院大学では、「5年一貫コース」があり、修了するまでに最短でも5年かかります。
大学院大学に通うメリット
大学院大学のメリットとして、専門的な教育が受けられることが挙げられます。さまざまな分野で先端知識を持つ研究者が集まっており、刺激を受けられる研究環境で自分の研究の幅が広がるという利点があります。
また、留学生を積極的に受け入れ、英語で授業を行っている大学院大学も多いため、そういったところに入学する場合は、海外留学をせずとも英語力を高めることができます。
大学院大学の偏差値について
大学院大学のレベルを知るための指標として、受験を検討している大学院大学の偏差値を知りたい人は多いでしょう。しかし、大学院大学の入試は各大学ごとに入試の独自性が高く、単純に偏差値を算出することはできません。また、センター試験などの統一試験も存在しないため、偏差値という共通概念で難易度を測ること自体が困難だと言えるでしょう。
大学院大学の合格難易度については、その大学の研究レベルや就職実績、入試倍率から推測するのが良いでしょう。基本的に大学院大学は研究色の強い機関ですので、研究レベルや世間からの注目が高い大学院大学ほど、合格が難しくなっています。