ハーバード大学へ入学する難易度はどのくらい?
ハーバード大学の学費や学力は分かったけれど「具体的な難易度がいまいち分からない」「レベルが想像しにくい」という方もいらっしゃるでしょう。
難易度を知るためには、他の大学や難関資格と比較してみるのが良いでしょう。今回は、
- 合格率
- 卒業した著名人
を比べたものを紹介しています。
合格率で比較してみる
ハーバード大学の合格率は5.9%程度と低いです。
日本でも有数の難関資格である公認会計士でも10%前後、東京大学でも34%。比べてみるとハーバード大学の合格率がいかに低いか一目瞭然です。具体的な難易度をはかる指標となります。
輩出した著名人で比較してみる
輩出した著名人について、日本最難関の東大と比較しました。
ハーバード大卒の著名人を分野ごとにまとめました。
まず実業家としてはフェイスブックの開発者であるマーク・ザッカーバーグ氏やマイクロソフト社のビル・ゲイツ氏が当てはまります。政治家としてはアメリカ初の黒人大統領であるバラク・オバマ氏、同じく元アメリカ大統領のジョージ・ブッシュ氏を輩出しています。女優のナタリー・ポートマンさんなど、著名人を多数輩出しています。
東大からここまで世界的な有名人は輩出されていません。
そんなハーバード大学に日本からの進学者が少ない理由をご説明します。
SAT?ACT?日本人が渡米しにくい理由はどこにあるのか
中国からは900人以上、韓国からも300人以上が留学するハーバード大学ですが、日本からの留学生は100名程度と大きな差があります。
この差はどこにあるのでしょうか。
言語の壁が高すぎる
日本人にとって英語の習得は難易度が高いと言われています。また、日本人は国内に進学、就職先が用意されているため「英語を身に着けないと仕事に就けない」といった危機感をもつ必要がないことが多いでしょう。そこが、他の国からハーバード大学を目指す留学生と、日本から目指す留学生の大きな違いです。
文化が違いすぎてストレスを感じる
日本とアメリカの間には、部屋で靴を脱がない、距離感が近い、イエス・オア・ノーがはっきりしているなどの文化的な隔たりがあります。文化の違いがストレスになり、渡米後はホームシックにかかってしまうこともあるでしょう。アジア圏であれば文化的な隔たりが少なく溶け込みやすいですが、アメリカと日本では考え方が違うので順応するのに時間やストレスがかかってしまうこともあるでしょう。
一度溶け込んでしまったあと、逆に日本で溶け込めなくなるというデメリットもあり、日本からの留学生は少ないのが現状です。
前例の少ないハーバード大学への留学、いったいどう目指せばいいのでしょうか。
具体的な方法を2つご紹介します。