AO入試で受かりやすい大学をご紹介!評価されるポイントとは? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

AO入試が受かりやすい?合格チャンスが増える大学7選


AO入試は一般入試とは一味違った視点から、違った評価基準で合否が判断されることが理解いただけたかと思います。では、学力試験が中心となることが多い一般入試で合格を勝ち取ることは難しいものの、AO入試でなら合格可能性が増すかもしれない大学にはどのような学校があるのでしょうか。

慶應義塾大学

私立大学の中でも確固たるブランドイメージを築いている慶應義塾大学は、一般入試では偏差値65〜70の難関大学です。

しかし、慶應義塾大学でもAO入試が実施されており、入試で課せられるのは書類審査と面接のみです。慶應義塾大学を第一志望校としていることと、受験する学部によっては高校の学力評定が4.5以上という厳しい条件が課せられますが、これさえクリアしていればAO入試の受験資格が得られます。

中でも通称SFCと呼ばれる総合政策学部と環境情報学部は100人ずつ、合計200人をAO入試で募集しています。2018年度入試については総合政策学部に966人、環境情報学部には894人が志願しています。これが一般入試になると3,423名と2,866名と、志願者、倍率共にさらに増えるため、AO入試も受験して合格チャンスが増すようにしておくと良いでしょう。

日本経済大学

東京・福岡・神戸などにキャンパスを構えている日本経済大学は高い就職率を誇る中堅大学です。3キャンパスの中で最も学科数の多い、福岡キャンパスの平成28年度就職率は99.0%です。

また留学制度が充実しているため、グローバルな力を身に付けたいという人にもおすすめです。オックスフォード大学やケンブリッジ大学と交換留学協定を結んでいるのは、大きな魅力ではないでしょうか。

早稲田大学
大手企業への就職実績が高く、慶應義塾大学と並んで人気のある私立大学が早稲田大学です。こちらも慶應義塾大学同様にAO入試と言っても、簡単には合格することはできません。学力試験はありませんが「活動報告書」として高校時代までに挙げた実績を証明・提出できなければ、そもそもAO入試に出願ができません。

ただし一般入試になると競争倍率が10倍を超える学部もあるため、「早稲田大学への合格チャンスを増やしたい!」という場合は、高校の早期から意識して実績を作っていく必要があるかもしれません。

愛媛大学

四国は愛媛県にある国立大学の愛媛大学でもAO入試が採用されています。「国立大学に学力試験なしで入れるなんて、ラッキー!」と思う人もいるかもしれませんが、愛媛大学のAO入試は一部方式でセンター試験の受験が必要となるようです。また、高校の評定平均も4.0以上が条件となっているようなので、一般入試より楽とは言えない側面もあります。

愛媛大学はグローバル化の流れを汲んだ豊富な国際交流制度を持っており、愛媛の大学キャンパス内にいながら、まるで海外にいるような国際交流が可能な大学です。国内にいながらもグローバルな対応力や海外の人とのコミュニケーション能力をつけたい人におすすめです。