漢文の問題集・参考書3選
漢文ヤマのヤマ パワーアップ版
漢文の基礎に適した一冊です。基本の句法66種類を掲載してあり、一冊でマスターできます。解説よりも問題を中心に構成してあるため、センター試験や模擬試験対策などに向いています。漢文に対して、苦手意識のある子供の第一歩に活用できる参考書です。
レビューはこちらです。
必要最低限の語句が収録されています。センター漢文これ一冊でいいのでは。これを1周したらとりあえず30～35点程度取れました。もっと詳しい知識や復習をして40点確実に取れるようにして行きたいです。
決定版 センター試験 国語[漢文]の点数が面白いほどとれる本
主にセンター試験向けの参考書です。漢文の句形から書き下し文まで、ていねいに解説されています。また、基本の句形だけでなく、応用の句形も身につけたい場合におすすめの一冊です。
レビューも紹介しましょう。
さすがは漢文に従事してきた筆者の経歴通り、漢文学習のイロハから完成までの王道が示されています。センター試験では５０点という他の分野と同等の比重を占めながら、しかも一問あたりの配点がたかいとうことを考えたら漢文の学習は疎かにはできません。高校一年生でも分かりやすく、丁寧な説明は受験生の好助っ人となること間違いなし。
さらにお薦めしたいのが、受験生を指導する高校の先生方。専門的に漢文に関わりを持たなかった先生には押さえどころや授業の組み立て方がよくわかります。
最後に、受験参考書といいながら、漢文の背景や漢文を享受してきた日本人の文化にも触れられており、教養を高めるという観点からも是非ともお試しいただきたい好著です
漢文 入試精選問題集
河合塾の出版している漢文の問題集です。中堅国公立大学や私立大学を志望する受験生を想定した問題集。内容は全30問の問題で、「易」「標準」「やや難」の3段階に分かれ、各10問で構成されています。問題から本文の書き下しまでていねいに解説しているため、漢文の知識をしっかり得られます。
レビューも紹介します。
入試の良問を集めたいい問題集だと思います。私のレベルにぴったりでした。私の成績はだいたい偏差値63(全国模試)くらいの国公立受験者です。二次試験の記述の練習にぴったりだと思いました。１問の文章が長すぎず短すぎずなので１日１個すすめて何周もしています。国公立、難関私大(早稲田慶応までは行かないと思います)を志望する方にはぜひオススメしたいです
おわりに
子供のレベルや性格に合った参考書は、見つかったでしょうか。主要3科目である「国語」の点数を積み上げていくためには、漢字や熟語などの語彙力をベースに読解力を身につけていくのがおすすめです。
「自分の感覚で答えて、自信があるのに答えが違う」という傾向がある場合は、問題解説の豊富な参考書を使って、論理に基づいて回答していくのがいいでしょう。古文、漢文、現代文でそれぞれ最適な一冊を見つけて、センター試験や二次試験の対策に役立てていってください。
参考
トップ｜大学入試センター
〜センターから難関大記述まで〜【大学受験用】現代文・国語参考書のおすすめ一覧｜Studyplus
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