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大学受験向けの参考書や問題集は数が多く、どれに手を出せばいいのか迷ってしまうものです。数学を受験に使う人には、東京大学や東京工業大学、国立大学医学部など高いレベルが求められる人から文系学部を受験する人まで幅広いです。高校の授業で数学Ⅱや数学Ⅲを履修していない人もいるでしょう。
だからこそ、効率良く学習するには自分のレベルに合った問題集を選ぶことが大切です。今回の記事では、3つのレベルに分けて6冊の問題集をご紹介します。また、問題集を効率良く使うための勉強法もご紹介していますので、ぜひ子供の勉強の参考にしてください。
高校数学の勉強におすすめの問題集3選
数学の基本が分かったら、問題を多くこなすことを重視したいものです。多くの問題パターンを受験前に知っておけば、受験当日にも自信を持って臨むことができます。ここでは、3つのレベルに分けておすすめの問題集をご紹介します。
基礎を固めたい人向け
まずは、基礎を固めたい人向けの問題集です。教科書の内容理解や、センター試験の基礎的な問題を解けるようになりたい人におすすめの問題集をご紹介します。
チャート式基礎と演習数学(白チャート)
大学受験のバイブルとも呼ばれるチャート式の中で、一番の基礎が白チャートです。基礎的な問題に焦点が当てられています。中堅私大や難関私大、国立大学までのレベルに到達することは難しいですが、センター試験レベルの問題までなら十分対応しています。
最大の特色は、問題数が多い問題集であるにもかかわらず、解説がていねいにされている点です。数学を学習する初心者が最初にする手にする問題集として最適です。
教科書に載っている基礎的な問題も収録。教科書の内容をひととおり理解している人が、基礎的な参考書と一緒に利用することをおすすめします。
理解しやすい数学Ⅰ+A
サブタイトルにある通り、教科書マスターから受験対策までのレベルを抑えることができます。
例題のレベルは、基本、標準、発展の3つに分かれています。教科書のレベルは基本問題として取り扱われることが多く、標準問題が一番多く収録されています。そのため、数学初心者よりも、基本はひととおりできており、センター試験レベルの標準的な問題を多くこなしたいという人におすすめの問題集です。
問題数は、例題、類題、節末問題、章末問題、巻末問題のすべてを含めると1,000題以上あります。また、練習問題や「テスト直前要点チェック」など、反復して問題を解けるよう工夫されているので、多くの問題を解きたい人にはおすすめです。
中堅私立大学から難関私立大学向け
次は、中堅私立大学から難関私立大学向けの問題集をご紹介します。関東で言えば日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)、関東で言えば産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)以上のレベルからGMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)、早慶上智(早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学)といった難関私立大学レベルまで対応可能です。
数学重要問題集
国立大学や私立大学の理系学部の問題を選んで収録しているのが「数学重要問題集」です。レイアウトや解説はシンプルで、理系の人や数学が好きな人には扱いやすい内容です。
難易度は、A、B、Cに分かれています。Aレベルの問題は基礎から標準の問題で、BとCでは入試で出てくるような実戦的な標準問題や、難易度が高めの問題を収録しています。
問題数は全部で300問あり、B、Cレベルの問題をすべてクリアすることができれば難関私立大学レベルまで実力を引き上げることができます。
FOCUS GOLD
教科書の出版社としても有名な啓林館から出ている問題集で、金色の文字の表紙は重厚感があります。
問題集のポイントは、例題と練習問題が同じ形式になっているため、練習問題で解けないところがあっても、例題を見れば解法が分かるようになっているところです。これは、啓林館が出版している算数や数学の教科書の構成と同じです。
問題のレベルは基礎問題から難関私立大学に対応する問題までカバーしています。解答は別冊になっており、解説もていねい。また、簡単な公式集も付属しているので受験直前のチェックの際には重宝するでしょう。
難関大学向け
最後は、難関大学向けの問題集です。東京大学や京都大学の理系や、医学部を目指す人におすすめです。センター試験の後の二次試験前に演習用として使うと効果的です。
ハイレベル精選問題演習数学1+A+2+B
東京大学や京都大学の過去問がメインになっている問題集です。問題ページには出典大学名はなく、先入観なく問題に取り組むことできるでしょう。出典大学名は別冊の解答に載っています。
問題数は102問とそこまで多くありませんが、ハイレベルな問題集の中では考え方や注意点などの解説があり、ていねいな印象を持つことでしょう。
問題のレベルとしては、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)以上のレベルばかりです。青チャートや重要問題集、標準問題精講などが完璧にできる状態になったら取り組むことをおすすめします。
チャート式数学難問集100
大学入試の最難関ともいわれる東京大学理Ⅲレベルの問題集です。タイトルにあるとおり、問題は全部で100問あり、前半の55問は「入門の部」、後半の45問が「試練の部」としています。
前半の入門の部は、数学重要問題集や青チャートなどの難関私立大学をカバーする問題集を理解した後にチャレンジすれば解くこともできます。
ただし、後半の45問は、「試練の部」という名前のとおり、じっくり時間をかけて解くような難問ばかりです。数学が好きでたまらないという人は、試練の部にチャレンジするのもいいでしょう。
高校数学の勉強におすすめの参考書3選
やさしい高校数学
定期試験やセンター試験レベルで数学を理解できるように編集された参考書になっています。標準的な問題を扱って、会話型の解説で丁寧に解説してくれています。中学数学のおさらいも載っているので、高校数学の基礎をかためたい方におすすめの良書です。
数学をはじめからていねいに 気鋭の講師シリーズ
数学に対して、苦手意識を持っている方におすすめの高校数学の参考書です。大きな図と丁寧な解説で、苦手意識を持っている学習者に手に取ってほしい一冊となっております。とにかく基礎からやっていきたいという方に絶好の一冊となっております。
数学が面白いほどわかるシリーズ
ある程度数学の基盤が固まり、より多くのテクニックや色々な問題に対応したい方におすすめの参考書です。同じ問題に対して、1つの解き方だけでなく、別解もしっかりと解説してくれているので、実力が身に着く本となっています。もっと自信を持って得点をもっと上げたいという方におすすめです。