【青山学院大学】青山スタンダード科目
青山学院大学は、原宿や渋谷に近い表参道にキャンパスを構える大学です。最近では、箱根駅伝での活躍が功を奏して知名度が上がっています。
青山学院大学は、アメリカのメソジスト監督教会から日本に派遣された宣教師が創設したのがはじまりです。そのため、キリスト教関連の学科があります。キリスト教とはどんなことなのかを学ぶキリスト教概論は教養科目として、全学部生の必修科目になっています。
また、アメリカを含めたキリスト教が浸透している国や地域では、古くからリベラルアーツ(教養)科目が重要視されてきました。青山学院大学では、教養教育システムとして、「青山スタンダード科目」を4年間の学びの基盤に位置付けています。
青山スタンダード科目は、所属学部や学科に関係なく幅広い教養を学び、専門性を越えて物事を多角的に考えたり、異分野や異文化の人とのコミュニケーションを深めることを狙いとしています。下記が青山スタンダード科目の主要科目です。
- フレッシャーズ・セミナー
- キリスト教概論1
- 科学・技術の視点
- 国際ビジネスと海外事情A/B
- 情報スキル1
キリスト教概論1では、「人はなぜ生きるのか」という人生に対する問いを考えます。国際ビジネスと海外事情A/Bでは、グローバル化する社会で活躍するための基礎を学びます。これ以外にも、コア科目やテーマ別科目などが用意されており、学生の問題意識や関心に沿って学びを深めることができます。
基本情報
【青山キャンパス】
文学部・教育人間学部・総合文化政策学部・国際政治経済学部・法学部・経済学部・経営学部
【相模原キャンパス】
理工学部・社会情報学部・地球社会共生学部
学部別偏差値
- 文学部 67.5~60
- 教育人間学部 62.5~60
- 総合文化政策学部 62.5~60
- 地球社会共生学部 60~57.5
- 国際政治経済学部 65~62.5
- 法学部 65~62.5
- 経済学部 65~62.5
- 経営学部 65~60
- 理工学部 60~55
- 社会情報学部 62.5~60
(参照元:入試難易予想ランキング|河合塾,P8,9)
明治大学についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【立教大学】海外への学生派遣拡大
立教大学は、青山学院大学と同じようにアメリカ聖公会から派遣された宣教師によって創設された大学です。当初は英語で聖書の内容を教えていました。
そんな立教大学は、2014年に文部科学省から「スーパーグローバル大学創成支援(牽引型)」に採択されました。2024年までの10年間で「Rikkyo Gobal24」という国際化戦略を掲げています。
具体的には、24の取り組みを進めています。そのファーストステップとして「海外への学生派遣拡大」があります。留学・海外研修プログラムを充実させることで、2019年度には50%学生が海外経験をできるようにし、2024年度には100%の学生が海外を経験してから卒業することを目指しています。
その他にも、TOEICテストで50%の学生が730点以上、100%の学生が600点以上を取れるような取り組みも。少人数制の英語ディスカッション科目を展開したり、海外インターンシップの提携を充実させたりと、海外で活躍するための準備を進めています。
さらに、留学生の受け入れも積極的に拡大しており、2024年度には2,000人の留学生受け入れを目指しています。そのために、ダブルディグリープログラムを開発したり、英語での授業数を増やしたり、日本に関する科目を充実させるなどの取り組みを行っています。
基本情報
【池袋キャンパス】
文学部・異文化コミュニケーション学部・経済学部・経営学部・理学部・社会学部・法学部
【新座キャンパス】
観光学部・コミュニティ福祉学部・現代心理学部
学部別偏差値
- 文学部 62.5~57.5
- 現代心理学部 62.5~60
- 異文化コミュニケーション学部 65~62.5
- 社会学部 65~60
- 観光学部 62.5~60
- 法学部 62.5~60
- 経済学部 62.5~60
- 経営学部 65~62.5
- 理学部 60~55
- コミュニティ福祉学部 60~57.5
(参照元:入試難易予想ランキング|河合塾,P38,39)
立教大学についてはこちらの記事で詳しく解説しています。