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大学の編入を考える時、入りやすいかどうか、気になる方が多いのではないでしょうか。何らかの理由で今の大学から他の大学へと考えている人、必見です。今回は編入しやすいとされる大学の一覧と、どのような大学が編入しやすいのか、その特徴も解説していきます。どんな大学に編入するのかよく見極めて決めましょう。
もくじ
編入学試験を選ぶ3つのメリット
「大学に入り直す」のではなく「編入学」の試験を受けることには、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、実際の大学編入試験のデータなども参考にしながらご紹介します。
受験科目が少ない
編入学試験は受験科目が少ない場合があります。一般的な大学受験だとセンター試験を利用する人で最大9科目、私立大学の一般入試でも3~4科目が課せられますが、編入学試験の場合は異なるようです。
教科数が少ない大学が狙い目です。
大学編入試験の受験科目は多いところで4科目、少ないところで1科目です。狙い目は2科目で英語を含む受験校が良いですね。
なぜ教科数が少ないと受かりやすいかというと、マトを絞って集中的に勉強することが出来るので高得点をたたきや出しやすいからです。
(引用元:編入で受かりやすい大学を公開・選び方【大学編入】|しゅう丸ブログ)
「全教科をまんべんなく勉強するのは難しい……」という人でも、得意科目があれば合格可能性がある編入学試験もあるかもしれません。
面接試験が対策しやすい
受験科目が少ない事に加え、編入学試験では面接形式の試験を課せられる事が多いです。出題範囲が決まってるとはいえ、数学や専門科目の準備には相当の時間をかける必要があります。一方で面接形式の対策は筆記試験よりも的を絞って行うことができます。
実際の編入試験の面接では、以下の質問をされたケースがあるようです。
- あなたがこの大学・この学部に編入しようと思った理由を教えてください。
- 志望理由を簡潔にお話しください。
- もしあなたが編入できたら、どのような内容の勉強・研究をしていきたいですか?
- あなたが学びたい教授は誰ですか?
- 将来何を目指していますか?
- あなたがこれまでの学生生活(高校卒業後、大学・専門学校・短大で過ごした2年間)で頑張ったこと・力を入れたことは何ですか?
- 今日の筆記試験の出来はどうでしたか?
- あなたはTOEICのスコアが比較的高いですが、どのように勉強しましたか?
- あなたは何の参考書を使って経済学を勉強していましたか?
(引用元:大学編入試験の”面接”は対策できる?経験者が解説します!|AkiLab)
編入後に研究したいことや興味のある学問分野についての自分の意見を用意しておくことで、ある程度の対策を立てられるでしょう。
受験者が少ない
通常の大学入試と比較してライバルとなる受験者が少ないのも、編入学試験の特徴です。特に難関と呼ばれている旧帝国大学の1つである東北大学では「平成31年度 東北大学一般選抜入学試験出願状況」によると、文学部の志願者数は404名いました。
(引用元:平成31年度 東北大学一般選抜入学試験出願状況(確定数)|東北大学入試センター)
ところが2017年度に実施された文学部の編入学試験の志願者数は3名で、3名とも合格しています。「試験のレベルが下がる」と一概には言えませんが、場合によってはライバルが少くなり、入学しやすくなる大学もあるようです。
【学部編入学の志願者数・合格者数(社会人含む)】
(引用元:学部編入学の志願者数・合格者数(社会人含む)|大学入学情報図書館RENA)